赤色といえば血液と同じ色であり、興奮させるカラーですよね。
闘牛だって赤色の旗を見て、突進してくるし! いや、まてよ…
人間とサルを除くほとんどの動物は、色の判別が困難とされているんでした。
そう、実は 牛の目に、赤は赤色と見えていない のです。
では、なぜ闘牛士の持つ赤い布に興奮するのか…
それは…色が赤いからではなく ヒラヒラとしているから に他ならないのだそう。
ネコじゃらしを動かすとネコがじゃれてくるのと同じで、赤でも緑でも構わないはず。
しかしながら闘牛士の布の色は、心理的にみてどうしても赤である必要があります。
なぜなら… 赤が人間を興奮させる色だから!!!
赤い布を広げることで闘牛士の気が高まり、観客も熱狂!!
闘牛はショーなので、ウシよりまず人間が興奮しなければ始まらないからです。
まず、モノの色を判別する大前提として、モノが何色か発色しているわけではありません。
例えばリンゴの場合…
リンゴそのものが赤いのではなく、光の中で「ヒトが赤色と認識する波長」のみを
リンゴが反射し、それ以外の波長を吸収しています。だからリンゴを見たヒトの視細胞には「赤色と認識する波長」のみが届くので赤色と感じる のです。
その波長が何色かを判別する「錐体細胞」を、ヒトは3種類もっています が
その他多くの哺乳類は2種類しかもっていないとされます。
まだ研究が進んでいなかった頃の話ですが、2種類の錐体細胞しか持たない動物は
「2種類の判別しかできない=白黒に見えている」と判断されていたようですが、
赤と緑が区別できない(赤=緑に見えている)など、人間との違いはありますが
白黒に見えているわけではない そうですよ。
「色彩心理学」という学問があるように、色がヒトに及ぼす影響は日々研究されています。学問的なことは知らなくても、色による印象や効果は誰しも感じますよね?
では「赤色」にはどんな効果があるか というと…
・最も視覚に捉えられやすい(赤信号はこの効果から)
・購買欲をUPする
・体感温度を上げる
・興奮する
さらに 赤色を身に付けた人は「魅力的に見える」 という研究結果があります。
赤色は 攻撃本能 の他に、 性的本能も引き出す と言われています。
赤色を身に付けた異性が魅力的に見える という研究結果があり、
ニューヨーク ロチェスター大学のアンドリュー・エリオット教授が、これを
『 ロマンチックレッド効果 』 と命名しています。
その人が身につけている「赤色」に、本能的に引きつけられている はずが
その人自身に惹きつけられていると錯覚する ことがあるようです。
しっかりとした研究結果として、そのような事実があるとのことです!
女性の赤い口紅も同じような効果があると言われていますよっ。
身に付けた人に元気やパワーがみなぎる赤色、さらには異性に魅力的に見えちゃう!?
赤色アクセ、身につけない手はないッw
かなりあるので一部をご紹介!(一覧は、記事タイトル部分の「アイテムサーチ」から)
これで「赤色で絶対的にモテる!」と断言するには難しいかもしれませんが
物は試し!ここぞという勝負時には神頼みも兼ねて赤色をまとってみては!?