特集
永く愛されるお鍋 DANSK Kobenstyle特集
「北欧デザイン」の素晴らしさを
世界に伝えたKobenstyleが復刻。
日本の食卓にもしっくりと馴染む、
“デンマーク風”デザインのキッチンウェア。
2012年、復刻。
時を越え人々を魅了する
Jens H.Quistgaardデザインを、我が家のキッチンへ。
度重なる改良が実を結び、
1956年の販売当初、フランスで製造されていた
Kobenstyle本来の細く繊細なハンドルが復活。
Kobenstyle復刻版として2012年販売が始まり、
再び世界で愛される人気商品となりました。
半世紀以上を越えた今も人々を魅了する
Jens H.Quistgaardのデザイン。
家族と料理の思い出をしっかりと刻み込んでくれる、
長く大切に使いたいお鍋をご紹介します。
北欧デザインの素晴らしさを
世界に発信し続けるDANSK。
「デンマーク風」という意味を持つダンスク社。
1954年創立以来、
スカンジナビアモダンアートをコンセプトに
さまざまの国のアーティストたちが
デザインした食器やカトラリー、
ホーロー鍋などのキッチンウェアーを
世界の工場で製造しているデザイン会社です。
現代的で機能性に優れ、
その洗練された上質な製品は、
流行や年代を越えた
新しいぬくもりを持っています。
キッチンからテーブルまでの
トータルライフスタイルブランドとして
好評を博しており、
ルーブル美術館やモダンアート美術館などの
コレクションにも加わっています。
Kobenstyleといえば、この“十字(クロス)”
積み上げてみたくなるのは仕方ない!
少し重みのある蓋。
蒸気を逃しにくく、
素材本来の旨みと栄養分を引き出します。
蓋のクロスの形をしたつまみは
中心に向けて少しカーブしているので、
鍋敷きにしたり、
蓋の上に鍋を載せ、重ねて収納できます。
撮影中のスタッフもついつい
高みを目指して積み上げ積み上げ…
これがなかなかの安定性!
でもお高いものなので、怖くなってきて
そろりそろり、慎重に撤収…。
大事なお鍋なのでちょっとドキドキ。
やっぱり2個くらいが安心ですね。
見た目だけじゃない、
料理のしやすさ、
お手入れの簡単さも大きな魅力
段差のないプレス加工により、
スパチュラやヘラも使いやすく
洗いやすいボディ。
少しくびれた曲線は、容積を増やし、
ガス火を受ける底の面積も増やす
機能美を追求したデザイン。
スマートに見えますが、
実は素地は分厚い1.6mm!
熱伝導・蓄熱力・保温力・重さの
バランスを考えたこだわりの材質です。
熱の伝わりが滑らかで調理しやすい、
実力派のお鍋です。
念願の復刻を果たした、
細く繊細なハンドル
適当にキッチンに置いていても
なんだかかっこいい。
お鍋をくるくる回してみる。
どの角度から見てもおしゃれ。
Kobenstyleの両手鍋がスマートなのは、
この細く繊細なハンドルのおかげ。
ハンドルの板厚は、3.0mm。
しっかりと持ちやすいY字型のデザイン。
熱くなるので、鍋つかみは必須です。
嫁入り道具にも重宝されたお鍋。
長く使って思い出の一品に。
表面がガラス質のため匂いもつきにくく、
汚れも落ちやすいのが琺瑯のいいところ。
食品と化学反応を起こさないため、
食材本来の味を楽しめます。
酸に強いので、料理の保存にも最適です。
永い年月がたっても色が変わりにくいので、
美しい色合いが楽しめます。
60周年記念限定カラー・イエロー
1950～1970年代。
かつてKobenstyleがデンマークやフランスで
製造されていた時代にも、人気を博していたイエロー。
世界の台所・食卓を鮮やかに彩ってきた
DANSKの黄色いお鍋は、
Kobenstyleの製造が一時ストップして以降、
店頭では見ることができなくなりました。
根強い愛好家を持つ名品。
アンティークショップなどで
まれに姿を見せてくれたKobenstyleイエロー。
そして2014年。
設立60周年を迎えるにあたり、
限定スペシャルカラーとして、復刻の時を迎えました。
台所に立つ人の心を元気付けてくれる
ビタミンカラーには、
DANSKに関わる人々の60年という歴史と、
これから先、明るい未来への希望が
込められているのかもしれませんね。