錫の皿や小鉢やビアカップを冷蔵庫で冷やすと冷たい料理やビールに最高!と書いてありますが、
急ぐので冷凍庫に入れても良いですか?
銅製品の場合は、普段、柔らかい布などで乾拭きをして、指紋や汚れを拭き取ります。
固い布で強く磨くと地肌に傷が付き、光沢が損なわれ厳禁です。
2,3ヶ月に一度は、少量の金属用ワックスを布に浸みこませて拭き、柔らかい布で磨くと一層光沢を増していきます。
手入れをしないで長い間放置すると、大気中の水分の加減で変色したり、部分的に緑青が出来たりする事が有りますが、手入れを繰り返せば、自然と調和した色合いになっていきます。
銅製品は手入れを行う事で、いっそう落ち着きを増し、時代かかった美しさになっていきます。
庭置物等の銅製品は屋外で使用する場合も多く、基本的にはご使用できます。
但し、雨や雪、鳥の糞などの影響で、長い間に少しづつ腐食していってしまいます。そこで少しでも腐食を防ぐために、定期的なお手入れが必要となってきます。
鳥の糞については、糞が付いたらこまめに拭き取り、水洗いをした後、柔らかい布やタオル等でから拭きしてください。
雪や雨の水跡についても同様に水洗いをし、柔らかい布やタオル等でから拭きしてください。
いずれにおいても、その後の腐食を防ぐためにワックス掛けを半年に一度ぐらいでしてやると表面にコーティングができ腐食をかなり防ぐ事ができます。
さび色仕上げになっている鉄製品は、さび粉が少し手などに付いて色落ちする場合がありますが、日常で使用している間に自然となじみ、落ち着いた色合いになっていきますのでそのままお使いください。
ラッカー等塗装仕上げの鉄製品は、ホコリや汚れが付いたら、から拭きしていただければ変色等の心配はありません。
長時間扱いにならないときは、水分、湿気を十分に避けた冷暗所に保存して置いてください。
鉄瓶や湯釜についてはこちらをご覧になってください。
普段から塩気や湿気に直接あたらないように気をつけてください。緑青が発生してしまったら、表面着色が施されていない製品の場合は、金属たわし等で傷がつかない程度にこすり落としてください。
美術工芸品などで手荒な処理ができない場合、緑青が出た部分にマッチ棒で椿油を塗ります。2週間ほど放置しておくと、緑青が表面に浮き出てきますので、中性洗剤で洗い流してください。
また、一円硬貨で緑青を削り落とすこともできます。ニッケルはやわらかな金属なので、銅器の表面を傷つけません。
しかし、緑青をとってもその部分が斑点として残り、完全に元通りにならないこともあります。
常に布巾で空拭きする事をお勧めします。時々、ワックスで拭くことも必要です。
長い年月をかけ、大切に手入れしていけば、次第に、深く落ち着いた良い味わいが出てきます。
大丈夫です。
錫は融点が低い金属ですが、熱湯ぐらいのものであれば問題ありません。
但し、240度ぐらいで溶けてしまうので、コンロや火鉢の横等に置かないようにしてください。溶けてしまう場合があります。
電子レンジではご使用できません。
金属製品を電子レンジでご使用すると電磁波が跳ね返され、電磁波を発生させる装置(レンジ本体)を破壊してしまう危険があります。
火花を上げ、金属内に電気が流れ、放電するので非常に危険です。
絶対にレンジでのご使用はしないで下さい。
冷凍庫は入れないで下さい。氷点下の極低温で、稀に変質することがあります。錫は熱伝導率が高いので冷蔵庫でも短時間で冷たくなります。
冷えたお皿で楽しむ冷製モノやアイスクリーム等のデザート、冷えたビアカップで飲むビールは格別の味わいですよ。
是非一度お試しください!
コンロや火鉢等熱いモノの近くに置かない事と、冷凍室などの極低温の場所に入れない事、レンジで使用しない事など。
錫は酸化や腐食にも大変強い金属で、変色もほとんどしません。水洗いで汚れが落ちにくい場合は、中性洗剤又はスポンジに少量の研磨剤をつけて洗うと良いです。
又、製品に見られる白っぽいものは、鋳物を製作する際の湯道となるところですので製品の不良ではありません。手作りの品の味わいですのでそのままお使いください。よく使い込んでいくと、味わいが増していきますよ。
表面が磨き仕上げになっているアルミ製品は、手の油分やその他の汚れが付着しますと、変色する時があります。
その場合は、柔らかい布でから拭きをしてください。それでも汚れが落ちない場合は、市販の金属磨き剤をお使いください。
又、酸やアルカリの強い食品等(果汁・ドレッシング等)を、長時間入れたままにしておいたり、その中に浸しておいたりすると、変色する場合がありますのでご注意ください。
鉄瓶や湯釜の内部は、酸化被膜によって金気止めがなされています。
鉄瓶や湯釜は、使用が進むにつれ、内部に褐色の斑点や模様があらわれますが、これは水のミネラル分が内側に被膜となり、錆びにくい鉄になってきた証しなので、気にして手で触ったり、たわしなどで洗わないようにお願いいたします。
被膜が破損して、錆びやすくなります。
外部の手入れは表面にごみやほこりが付着しないよう、乾いた布でよくふいてください。
鉄瓶や湯釜の慣らし期間は約2週間程度です。
その期間は毎日お湯を沸かして使ってください。使い終わったら、火を止め、ポットにあける等で鉄瓶の中を空にし、蓋を取って余熱で水分を蒸発させてください。くれぐれも水を入れたままにしないように注意してください。
また表面は、鉄瓶が熱いうちにお茶を染みこませた布巾等で磨くように拭いて下さい。独特の光沢になっていきますよ。
鉄瓶を使い終わった後に2,3分水分を蒸発させるために空焚きするのは良いですが、長時間空焚きすると、底部に亀裂や穴が開いてしまう事がございますので、長時間の空焚きはしないでください。
○お問い合わせは下記連絡先へお願いいたします
高岡銅器・漆器の雅覧堂
TEL:0766-22-3623(9:00~19:00日曜を除く)
FAX:0766-23-5669(24時間受付)
MAIL:info@garandou.net