≪皮革製品の取り扱いについて≫
牛革、ラム革、ムートン、ゴート、バッファロー、ディアーのジャケットやコート扱い方です。

■レザーのお手入れ方法

表革の油分の補給がツヤを保ちます。
革も人間と同様デリケートです。油分がなくなると、ツヤがなくなり、乾燥して傷みやすくなります。 少なくともシーズンに一度は、ミンクオイルで油分を補いましょう。
長持ちのコツは、起毛革 ブラッシング
着用後はホコリを払い、こまめにブラッシングして毛並みを整えましょう。 起毛が寝たり、つぶれている場合は、毛の流れと反対方向からブラッシングしてください。
汚れやすい色や素材 着用前のケアが必要です
淡い色や汚れが浸透しやすいナチュラルメイクのレザーは、アフターケアではなく、ビフォーケアが大事です。 特に衿回り、袖口、ポケット口は汗や汚れがつきや すいので、着用の際にはこまめに防水スプレーをかけておきましょう。また衿回りは、スカーフやマフラーを巻いて汚れを防ぐのも、ちょっとしたテクニックです。
※あくまで革製品の場合です。クロコダイル・パイソンなどには使用しないでください。

レザーの保管方法

方法: 肩幅の合ったハンガーに
表革の場合はレザー用クリームなどで汚れを落とし、起毛革の場合はていねいにブラッシングして、ホコリを取ります。そして半日ほど陰干しします。折りジワを避けるため、なるべく肩幅の合ったハンガーにつるして保管しましょう。
場所: 通気製のいい所に
カビを防ぐためにも、通気性のないビニール袋をかけたり、たたんで保管しないでください。よく開け閉めするタンスなどにしまいましょう。
注意: 防虫剤に当たらないように
防虫剤にあたると革が変質してしまうことがあります、直接あたらないように注意してください。

レザーに関するよくある質問

Q.折りしわがついてしまったらどうしたらいいですか?
A.軽いシワなら2?3日も着ていれば体温で自然になくなるので問題ありませんが、頑固なシワにはアイロンを使います。当て布をして、低温ドライアイロンです。スチーム・霧吹きの使用は厳禁。普通の服にアイロンを当てるように、アイロンを滑らせて掛けるのでは、皺は全然伸びません。本革の場合はそうじゃなく、アイロンを乗せたら移動させず、体重を掛けるように思い切りギューッとアイロンを押し付けて、5秒でパッと離す。アイロンを当てる場所を移動して、またギューッと押し付けて5秒で離す。この繰り返しです。
※あくまで革製品の場合です。クロコダイル・パイソンなどには使用しないでください。
Q.カビが生えてしまったら?
A.カビは放っておくと、根づいて取れなくなります。見つけたらすぐに、表革はカラ拭きをし、起毛革はブラッシングして取り除いてください。縫い目、ポケットなどは歯ブラシを使うと効果的です。
Q.濡れてしまったら?
A.濡れた場合には乾いた布で拭き、自然に乾かしてください。火気、日光、ドライヤーなどでの急激な乾燥は厳禁です。表革は専用クリームで油分を補給し、起毛革はブラッシングで、毛並みを整えます。