カタディオプトリック式
屈折式と反射式のメリットを組み合わせた形式で、VMCとVISACの2種類があります。
VMC
(ビクセンオリジナル マクストフ カセグレン)
- ◎
- 精度の高い鏡面を作りやすい全面球面光学系の採用により、コストパフォーマンスに優れています。
- ◎
- 鏡筒が短く軽量なので、持ち運びや観測が楽にできます。
- ◯
- 色収差
像の周りに色がついてしまうこと、球面収差
焦点が前後にバラつく収差のこと、像面湾曲
像面が平面にならず、おわんのように湾曲していることのすべてが、高いレベルで補正されています。
- △
- 鏡筒の内気温と外気温に差がある場合、筒内気流が発生して像が揺らいでしまうので、天体望遠鏡を室内から外へ移動させたときなどは前もって外気温に慣らす必要があります。
- ×
- 太陽観測はできません。
VISAC(バイザック)
(ビクセン6次非球面カタディオプトリック)
- ◎
- 色収差
像の周りに色がついてしまうこと、コマ収差
像が尾を引くようににじんで見えること、球面収差
焦点が前後にバラつくこと、像面湾曲
像面が平面にならず、おわんのように湾曲していることのすべてが極めて高いレベルで補正されています。
- ◯
- 鏡筒が短く、持ち運びや観測が楽にできます。
- △
- 鏡筒の内気温と外気温に差がある場合、筒内気流が発生して像が揺らいでしまうので、天体望遠鏡を室内から外へ移動させたときなどは前もって外気温に慣らす必要があります。
- ×
- 太陽観測はできません。