メガネ使用の注意
取扱い説明書
メガネをご使用される際は、この説明書をお読みの上、正しくお使い下さい。
注意事項
- セルロイド材を使用しているメガネは発火の危険性がりますので、ストーブなどの火の近くには置かないでください。
- 暗い場所(夜間・夕暮れ時・曇りの日・トンネル内等)でのカラーレンズ(濃度25%以上・視感透過率75%以下)や紫外線を受けると色が
変化する調光レンズの使用は避けてください。光量不足で視界が低下し、危険です。
- カラーレンズの濃淡にかかわらず太陽や溶接などの強い光線を直視しないでください。 太陽や強い光を直視すると眼を傷めるおそれがあります。
- メガネに慣れてから車等の運転や操縦を行ってください。 見え方や使い方に慣れないうちは距離感が異なることがあります。運転や操縦などには違和感を感じなくなってからご使用ください。 また、累進多焦点・二重焦点レンズ等をご使用の場合、慣れないうちはレンズの
側方部にゆれ、ゆがみを感じたり遠近感が分かりにくいので、階段の昇り降りや段差のある場所での使用は注意してください。
また、どうしてもなれない場合は当店もしくはお近くのメガネ屋さんにご相談ください。
- バネ丁番付は、構造上、湿気・水分・ほこり等を嫌います。入浴・サウナ・海水浴の場合はメガネを外すようにしてください。
また、無理にテンプルを開くことは、故障の原因になります。
点 検
- フレームは経年変化によって、表面層のはがれやひび割れによる素材の露出・変色が起こる可能性があります。
- 各部の素材は経年変化や摩耗・ゆるみなどのため変色や変形、折れたりすることがあります。また、度数が合わなくなる場合もあります。
- 鼻部へのパッド(鼻あて)のあたりが強いと炎症が起きる事があります。パッドは消耗品です。
特にシリコンパッドは吸水性があり、長期の使用は不衛生になりやすいので一年を目安に買い替えてください。
- 溝堀りフレーム:糸状の素材(ナイロン等)でレンズを吊下げる構造の溝掘りフレームは、糸が寿命により切れて、レンズがはずれる事があります。
糸は、消耗品ですので一年を目安に点検を受け、必要に応じて糸の張り換えを行ってください。
調 整
- フレームが曲がっていたり、ずり落ちたまま使用していますと、レンズが正しく使えず見づらくなります。当店もしくはお近くのメガネ屋さんで調節をしてください。
- メガネの掛け具合が悪く、鼻や耳に無理な負担がかかる時は当店もしくはお近くのメガネ屋さんで調整してもらってください。
- ネジのゆるみ・枠の変形やレンズ割れ等が発生した場合は、当店もしくはお近くのメガネ屋さんで調整をしてください。
- ネジがゆるんだ場合や変形をした時は、レンズがはずれる可能性がありますので、使用を中止し当店もしくはお近くのメガネ屋さんで調節をしてください。
禁 止
- サウナ等の高温になるところや、冷蔵庫内のような低温になる場所では使用しないでください。 急激な温度差にあうとレンズの変形・脱落・コートのひび割れの原因となります。
- セルロイド材のメガネをかけたままドライヤーを使わないでください。また、メガネの乾燥のためドライヤーやコンロなどの熱源を使用しないでください。
- 凸レンズ使用のメガネを直接日光に当たる場所に置かないでください。レンズの集光効果により周囲を焦がす恐れがあります。
- 糸状の素材(ナイロン等)は、熱や衝撃などにより切れる事があります。火のそばに置くことや、ぶつけたりしないでください。
安全にお使いいただくために一般的な注意が必要な事項です
注 意
- ゴミや砂、ホコリなどが付着しているときは、まず水洗いしてからティッシュペーパーや柔らかい布で拭いてください。
- レンズの汚れがひどい場合やレモン等の果汁、油、ヘアスプレー、整髪剤、化粧品、薬剤(シンナーやトイレ・浴室洗剤)等が
ついた時は、中性洗剤を薄めた液で軽く洗い、水でよくすすいで拭き取ってください。そのままにしておくとレンズにシミなどが残り、
取れなくなったりコート膜が劣化し剥がれる原因となります。
- メガネの掛けはずし時は、テンプルまたはブリッジを持って顔の正面で行ってください。片方のテンプルを持って無理に取りはずすと型崩れやゆるみの原因になります。
- レンズを拭くときは、拭く方のレンズの外側を持ってそっと拭いてください。無理に力を入れて拭くとフレームの型崩れおよび素材の劣化による破損の原因になります。
- メガネを置くときはレンズの凸面を上向きにしてください。下向きにしますとキズの原因になります。
- 持ち運びの時やご使用にならないときは、お手入れした上でハードケースに入れて保管してください。
禁 止
- アルカリ性の洗剤(石鹸・ハンドソープ・ボディソープ等)は使用しないでください。
- ベンジン・シンナー等を汚れ取りに使用しないでください。プラスチック部分や塗装部分の劣化・変色・変質の原因となります。
- メガネはレンズ・フレームともに高温(60℃以上)にさらされたり、急激な温度差にあうと変形したり表面層の剥がれやヒビわれの原因となります。
炎天下の車内や砂浜は、高温になりますのでメガネを放置しないでください。
- 故意に変形・改造をしたりキズをつけないでください。素材の劣化により折れ等の原因となります。