火災警報器の選び方
- NSマークのある火災警報器
日本消防鑑定協会が消防庁の省令で規定された火災警報器の基準を満たしているか検査を行い合格した製品に対してのみNSマークを付けることができます。
その他には、アメリカの製品にはUL規格合格品というのもありますが、これは、日本の規格とは一致しませ ん。
海外の規定は、その国の気候、湿度を考慮して規定しています。
虫除けの網の目の大きさも規定 が違います。
よって、当社はNSマークのある火災警報器しか販売しません。
- 国内メーカーの製品
国内メーカーに拘る理由は、海外メーカーは、日本から撤退する可能性があり、お客様へ販売した後のメ ーカーとしてのサポート体制において、私たちが信頼できないからです。
また、国内メーカーにおいても、大手企業以外の商品を扱わない理由は同じ理由からです。
- 電池寿命10年
電池寿命が2年といった安価な製品があるなか当社は電池寿命が10年の火災警報器しか販売しません。
その理由は経済性、安全性と環境に対する配慮からです。
経済性という意味では、電池寿命の短い火災警報器の場合、電池の交換コストを10年間で考えると結果的に高くなります。
安全性の面では、電池寿命が短いとを電池交換し忘れになるリスクが増加し、また、高い場所に設置した場合は、転倒する可能性も増加します。
そして、電池交換による廃棄物が増えることも、環境面においては良くありません。
■こんな場合には、ワイヤレスがお勧め
- 離れた部屋に子どもや高齢者がいる場合
離れた部屋で火災警報器が鳴っていても、気づかない可能性があります。
そうしたご家庭の場合、ワイヤレス機能付きがお勧めです。
設置方法は他の火災警報器と同じで簡単です。
親器1台に最大14台までが連動可能。
電波の到達距離は、障害物のない場所での水平見通し距離約100メートル(周辺環境により短くなります)。