セメントはホームセンターで400円/25kgぐらいで販売されています。また、砂とバラス(砕石)は300円/25kgぐらいです。これをセメント1に対して、砂とバラス(砕石)はそれぞれ3の比率で混ぜ合わせて(1:3:3の比率)、コンクリートを作ります。土木工事や建築工事の場合は、また異なる配合比率ですが、DIYの場合はこの程度の比率が使いやすい比率です。
例えば200mm×200mmで深さ450mmの穴をあけて、そこにコンクリートを流し込んだ場合、コンクリートは約40kg必要ですが(穴に凸凹がありますので実際にはもう少し必要です)、ここで、セメント25kgを1袋と砂25kgとバラス(砕石)25kgをそれぞれ3袋購入し、それに水を加えてコンクリートを作ると200kgのコンクリートができます。すると、基礎が4~5つ分できあがると言うことになります。この時の材料費の合計は2200円ですので、1つの基礎あたり440~550円と言うことになります。これを市販の基礎ブロックでする場合は、基礎ブロックの費用が800~1000円としても、その中に入れるモルタル(セメントと砂を1:3で混ぜ合わせたもの)の費用もかかりますので、 DIYで基礎を作る場合は、地面を堀った穴に直接コンクリートを流し込んだ方が楽で安いと言うことが言えます。