ホースシュー

ホースシュー(馬蹄)は幸運のお守りになる!

ホースシューとは「Horse Shoe」 = 「馬の靴」 すなわち馬の蹄鉄(ていてつ)のことで、ヨーロッパでは馬の蹄鉄を玄関外の扉につけておくと魔よけになると言われています。

もともと、馬には蹄(ひづめ)がありますが、野生の馬が野草などを食べて自分のひづめの状態を良く保つ一方、家畜となった馬の蹄は消耗が激しく、磨滅してしまうことがあります。そのため、馬の蹄を保護するために鉄を打ち込んだのが蹄鉄です。

U字に注目!幸運が上から入ってきて 逃さない

ヨーロッパでは馬が装着していた本物の蹄鉄を玄関などに飾る風習があります。もともと鉄が魔よけの効果があると信じられたことに加え、馬蹄のU字が「上から幸運が入ってきてそのまま逃さない」という意味合いを込めたことや、鍛冶屋が悪魔との約束で家の扉に蹄鉄を飾ってるところは襲わないと取り決めをした言い伝えなどから幸運のモチーフとして根付いています。

日本では蹄鉄工が国家資格だった時期もあった

日本の在来種は蹄がとても強く、わざわざ鉄の蹄をつけなくても大丈夫であったため、蹄鉄そのものがなかなか根付きませんでした。 しかし明治時代の軍隊に馬の外来種が増え、蹄鉄は欠かせないものとなりました。その時代には蹄鉄工が重宝され、その技術が国家資格であったそうです。

日本では交通のお守りとして火がついた!

日本では玄関先に蹄鉄を飾る家庭はほとんど見かけませんよね。でも、馬が人を踏まないことから車のお守りとして流行した時期がありました。そこから、アクセサリーのモチーフとしてもなじんでいったようです。

馬蹄×ラッキーセブンで最強ラッキー!

蹄鉄は先に述べた理由の他に、爪を留める穴の数が7つ(ラッキーセブン)であったことから、ラッキーモチーフになったという考え方もあります。
その所以から馬蹄とラッキーセブンをかけて、7つの☆を配置したデザインの製作が好まれます。

これであなたも最強ラッキー!?

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