堆朱工芸の作り方

堆朱とは伝統的な漆工芸の一つです。

いろいろな色を重ね塗りした材料を削って形をとり、やすりで形を整えながら面をつくって美しい色面模様の造形を生み出す素材です。
堆朱キーホルダーBSは、作品づくりに必要な道具がセットになっているので、すぐに制作に取り組むことができます。
セットには図案も付いているので、そのまま使っても良いですし、自分で形を考えてオリジナルのキーホルダーをつくることもできます。

材料・道具
時間の目安:キーホルダータイプ約5時間
必要な道具電動糸のこ(または小刀)、やわらかい布
1.トレーシングペーパーに下絵(図案)を描きます。
堆朱板、カーボン紙、トレーシングペーパーの順に重ねて図案を板に写します。
※カーボン紙で写した線は消えやすいので、油性ペンでなぞるとしっかりした線になります。
2.図案を切り抜く
糸のこを使って、線に沿って図案を切り抜きます。
(糸のこがない場合は、小刀などで少しずつ削り出すことも可能です)
3.削る
棒やすりを使って削ります。
削る角度によって色の重なりの見え方が変わるので、工夫してみましょう。
4.磨く
好きな形に削り終えたら、耐水ペーパーを手でちぎり、水に濡らしながら水研ぎします。
耐水ペーパーは、目の荒いものから細かいものへと順に使用していきます。
5.十分乾いてから、コンパウンド(研磨剤)をやわらかい布などにつけて表面を磨きます。
キーホルダーの金具を穴に通して付けると・・・・・・
゚.。.:*・゚堆朱キーホルダー完成.:*・゚。.:*・

堆朱工芸の作成キット、その他材料はこちらからご購入できます。

木目堆朱工芸作成セット

堆朱工芸セット

耐水ペーパー

工作用やすり

コンパウンド