エアコンフィルター清掃の方法と頻度は?業者に任せた場合の費用もまとめてみました

エアコンフィルター清掃について

エアコンフィルターを掃除するとこんなメリットが

放置しておくとカビ臭い空気を放つようになってしまうエアコン。エアコンフィルターを掃除することでカビの発生を抑え、身体にもやさしいというのはご存じの方も多いかもしれません。

しかし、メリットはこれだけではありません。フィルターの目詰まりがなくなるので、エアコンの利きがよくなります。結果的に、無理に温度を下げなくてよくなるので、電気代も下がります。

さらに、ホコリや汚れを放置しておくと水がたまりやすくなり、結果として水漏れが発生します。「水漏れ」というと、エアコンが古くなってきたから買い換えよう…と考える人が多いのですが、実は原因はフィルターの汚れであることも多いのです。

意外と知らない?エアコンフィルターの正しい掃除方法とは

エアコンフィルターの掃除と言うと、フィルターに詰まったホコリをたまに掃除機で吸い取るだけ…でも全くやらないよりは断然効果的なのですが、もっと「正しい」方法もあります。

それは、フィルターを水洗いすること。可能であれば、洗剤をつけて使用済み歯ブラシなどでごしごしこすり、きれいにすることです。

結局カビやその胞子がついていることが多いので、掃除機だけでは取り切れません。ホコリを濡らすとかえって根詰まりして取りづらくなることもあるので、まず掃除機でホコリを吸い取り、次に水洗いで汚れやカビを除去するイメージで掃除するとよいでしょう。

エアコンの本体や内側は雑巾やクイックルワイパーで軽く拭き取り、フィルターを水洗いして陰干ししてからつけ直す。これだけでエアコンの風は驚くほど蘇るはずです。

ちなみに、頻度は月に1~2回でOKです。真夏や真冬のように使用時間の長い季節は毎週でもよいでしょう。一度の掃除は15~30分もかかりませんから、こまめにやるのがおすすめです。

業者に依頼するといくらかかる?

掃除をずっとさぼっていると、カビがエアコン本体にびっしり生えて手の施しようがなくなることもあります。本体に洗剤がかかると故障するリスクがあるので、あまり素人が無理して掃除するのはよくありません。

そうなると、プロの掃除業者(家事代行業者)に依頼するのがベストとなります。全国展開しているような大手業者の費用と所要時間の一覧は以下の通りです(オプションなしの場合)。

費用 所要時間
ダスキン ※お掃除機能なし壁掛けエアコン
13,000円+税
約1時間~1時間30分(エアコン家庭用1台)
ベアーズ ※お掃除機能なし壁掛けエアコン
12,900円+税
約1.5~2時間(家庭用壁掛け式の場合)
サニクリーン ※お掃除機能なし壁掛けエアコン
12,000円+税
最短1時間
おそうじ本舗 ※お掃除機能なし壁掛けエアコン
10,000円+税
約2時間
エディオン ※お掃除機能なし壁掛けエアコン
11,000円+税
※室外機は2,000円+税追加
約90分

※2019年7月時点の情報です。最新の料金は各店舗にお問い合わせください。

いくつか業者を見ても、概ね10,000円から13,000円ほどとなっています。所要時間は長くても2時間見ておけばよさそうです。

ただ、せっかく自分でもお手入れできるエアコンの掃除で10,000円以上支払うのはもったいない…という気もしますよね。1ヶ月合計で1時間もかかりませんので、こまめに自分で掃除するのがよいでしょう。