タイヤ選びのポイント
タイヤサイズの見方
インチアップ


タイヤサイズの表示の見方
タイヤのサイドウォール(側面)に下図のようなサイズが記載されています。
意味はこのようになっております。



その他にも、以下のようなサイズがあります。
205/40ZR17
205:タイヤ幅(mm) 40:偏平率(%) ZR:速度記号 17:リム径(インチ)

30×9.50R15 104Q
30:タイヤの外径(インチ) 9.50:タイヤ幅(インチ) R:ラジアル構造 15:リム径(インチ) 104:ロードインデックス(荷重指数) Q:速度記号

145R12 8PR/span>
145:タイヤ幅(mm) R:ラジアル構造 12:リム径(インチ) 8PR:プライレーティング(タイヤの強度)

7.00R16 12PR/span>
7.00:タイヤ幅(インチ) R:ラジアル構造 16:リム径(インチ) 12PR:プライレーティング(タイヤの強度)


タイヤ幅
タイヤの断面幅をミリメートルで表示しています。

偏平率
タイヤの高さ÷タイヤ幅×100で求められる、タイヤの厚みを表す数値です。
数字が大きければ大きいほど、厚いタイヤとなります。
例えば、上記の「 215/60R16 」の場合、タイヤ断面の高さは、215mm × 60% = 129mmとなります。

タイヤ構造
「R」は、タイヤの構造で、ラジアル構造であることを示しています。
他にバイアス構造のタイヤがありますが、現在の乗用車タイヤはほとんどがラジアル構造です。

リム径
タイヤの内径(ホイールが付く部分)を、インチで表した数値です。
インチ数とも呼びます。

ロードインデックス
規定の条件下でそのタイヤ1本に負荷できる最大負荷能力(最大荷重)を示す数値です。
ロードインデックスと負荷能力の表はこちらから。

ロードインデックスの見方
速度記号
表示されたロードインデックスをかけた状態で、走行可能な最高速度を示す記号です。
速度記号と実際の速度は、以下の表のとおりです。



タイヤの外径を大きく変えてしまうとスピードメーターの誤差やボディーにタイヤが干渉する恐れがありますので
必ず外径の近いタイヤサイズを選ぶようにしましょう。
インチアップのサイズについては、「インチアップ」のページをご覧ください。

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速度記号の見方
速度記号は、規定の条件下でそのタイヤが走行できる最高速度を示す記号です。


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※ (Y) は、実際には (95Y)、(105Y) など、後述のロードインデックスとまとめて表記されます。

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ロードインデックスの見方
ロードインデックス(荷重指数)は、規定の条件下で、そのタイヤ1本に負荷できる最大負荷能力(最大荷重)を示す数値です。
「扁平率」
「タイヤ側面の高さ」が「タイヤ幅×扁平率」であることを表しています。
例えば、195/65R15の場合
タイヤ側面の高さ=195mm×65%=126.7となります。


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インチアップとは?
インチアップとは下の図のようにタイヤの外径は変えずに内径(ホイール)を大きくすることです。
それによりタイヤの側面の厚みが薄くなります。

タイヤの外径を大きく変えてしまうとスピードメーターの誤差やボディーにタイヤが干渉する恐れがありますので
必ず外径の近いタイヤサイズを選ぶようにしましょう。

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インチアップすると何がいいの?
インチアップをすると車に2つの大きな変化が起こります。
車の走行性能が変わります。車の見た目がかっこ良くなります。


インチアップにはデメリットもあります
タイヤ側面が薄くなるということは、クッションが薄くなるのと同じで乗り心地が悪くなります。
また大きなインチのタイヤは通常価格が高くなります。

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