AUTOWAYxベストカー タイアップ特集

ハイフライVS小川直也&愛車の34GT-R!箱根を舞台に新進気鋭のアジアンタイヤと対決

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32、34、35とGT-Rを3台持つ小川直也氏が今一番気になる「アジアンタイヤの性能」を確かめるべく、タイヤ通販サイト「オートウェイ」が推すHIFLY(ハイフライ)のHF805を34GT-Rに装着。ハイフライvs小川直也の戦いの舞台となった箱根からレポートしよう。また、今回の熱いファイトはベストカーチャンネルにも収めているので、両者の戦いを動画でもぜひご堪能ください。

文/ベストカー編集部、写真/西尾タクト

往年の名選手を思い出させるハイフライ?!

アメリカからやってきたハイフライと聞いて、俺は往年のあの選手との戦いを思い出した。そう、ドン・フライ(本名ドナルド・フライ)だ。

忘れもしない1998年10月24日の両国国技館で行われた「UFO」の旗揚げ戦。ノールールマッチで、リングインするやいなやフライは俺の柔道着をつかんで羽交い絞めにしてきやがった。

試合は俺が勝利したが、ヤツは勝ち名乗りを上げた時にまで、飛びかかってくるような血気盛んなファイターだったな。ドン・フライはPRIDEで吉田秀彦や高山善廣とも戦っていたからご存知の読者も多いだろう。

おっと、ハイフライの話に戻そう。そんな熱い男と名前が重なるハイフライだが、いったいどんなタイヤなんだ?今日は俺の34で試乗できると聞いて、久しぶりに毛羽ばたきをくれてやったぜ。

小川直也がハイフライタイヤをチェック

オープンフィンガーグローブを装着し、戦闘モードでハイフライタイヤをチェック!

何より魅力なのがそのコストパフォーマンス。なんと1本7120円は激安。価格を聞いて、不意に小外刈を食らったように椅子から転げ落ちるところだったぜ。※税込、取材当時の価格です。

俺のように古いスポーツカーを何台か持っていると、維持費だけでも負担は小さくない。できるだけ維持費は抑えたいというのが本音だ。しかも、クルマを走らせる機会も年に数回だし、サーキットなどで限界走行をするわけでもない。

「スポーツカーにはハイグリップタイヤが絶対」と俺も思っていたが、もっと違う選択があるんじゃない!?そんな風に思っていたところに今回の試乗の機会がやってきた。まさに渡りに船。釣り技に奥襟だ。

小川直也の34GT-R

小川さんの34GT-Rは2001年式の標準モデル。2万7000kmと走行距離も少なめで、程度もかなりいい

ハイフライのHF805ってどんなタイヤ?

ハイフライのHF805はいわゆるハイパフォーマンスタイヤ。15インチから21インチまでラインナップされ、30扁平もあるので最新のスポーツカーにも対応可能。非対称のパターンを採用し、太い4本のグルーブが入って排水性が高そうな面構え。ショルダー部分も、細かくブロックパターンが入って、どんなハンドリングを味わえるのか楽しみだ。

■HIFLY(ハイフライ) HF805の特設ページはこちら HIFLY HF805特設ページ

ハイフライ HF805

今回あえて純正のアルミホイールに245/40R18を選択した。オートウェイから取付店の「タイヤピット」にタイヤが送られ、タイヤ交換を行い、いざ勝負。

ハイフライVS小川直也 試乗のゴングが鳴る!

おい、ハイフライ!俺の期待に応えられる乗り味なのか!?幾千のタイヤと戦ってきた俺はごまかされないぞ。おお〜、むむむ、なかなか滑らかな転がりじゃないか

コーナーを駆け抜ける34GT-R

最初こそ、確かめながらの走行だったが、しっかりとグリップすることが確認できたあとは、コーナーを気持ちよく駆け抜けていくことができた

今回34GT-Rにアジアンタイヤを装着するとクルマ好きの仲間に話したら、「やめたほうがいい」とか「グリップしないんじゃない?」など否定的な意見ばかり。それでも俺は真実が知りたい。自分が乗って、ユーザーのために、いいものはいい、よくないものはダメとはっきり言おうと決めてきた。

そんな俺が真っ先に言いたいのは、乗り心地のよさ。HF805はハイパフォーマンスタイヤということだが、コンフォートタイヤのような乗り味。若干路面がウェットだったということもあり、これはグリップしないんじゃないか?と身構えたが、高速コーナーでのライントレースもしっかりでき、アジアンタイヤでよく言われる腰砕け感もない

さらに静粛性も高く、HKSのスーパーターボマフラーが奏でるクワ~ン♫ というサウンドとブローオフバルブのシュパン~♪ がとにかく気持ちいい。

タイヤの静粛性が高いため車が奏でる音が耳に心地よい

静粛性が高いからターボのブローオフの「シュパン」の音がストレートに伝わり、耳に心地よい

今日は箱根で軽めのスパーリング(テストドライブ)のつもりだったが、つい熱の入った乱取りになってしまった。なめてかかったわけではないが、思った以上になかなかやるな という感じだ。あとはスタミナ(耐久性)が気になるところだが、オートウェイのサイト内にあるレビューを見ると、おおむねなかなかの耐久性を持っているようだった。

試乗を終えて……ネオクラ車との相性は◎

アジアンタイヤのハイフライHF805を試乗できて、とても勉強になった。乗り心地がよくてロードノイズも少なく、ハンドリングも悪くないという驚きのほうが強かった。

旧車にとって最新のハイグリップタイヤは持て余すこともあるため、アジアンタイヤという選択肢もあり

時間とともにエンジンもボディもそれなりにやれてきている旧車にとって、最新のハイグリップタイヤの強烈なコーナリングフォースは持て余すこともあるから、アジアンタイヤという選択肢があってもいい

長距離ドライブや高速走行はまた別の機会にトライしてみたいが、俺のような旧車を大事に乗りたい人にはいい選択だと思う。古いタイヤよりも車検ごとに新品のアジアンタイヤを装着してフレッシュな気持ちで付き合うことができれば、旧車の新たな魅力が見つかるというものだ。

これを機会にいろんなアジアンタイヤと戦って(試乗して)みたいという想いがメラメラ燃えてきたぞ。

ハイパフォーマンスからスタッドレスタイヤまで多彩なラインナップから選べるハイフライのタイヤ

ハイフライアメリカに本拠をおくユニコーン社が手掛けるブランド。ハイパフォーマンスタイヤ、コンフォートタイヤ、SUV用に加えて、スタッドレスタイヤもラインナップされ、幅広いサイズのなかから選べる。生産は中国で北米や欧州など先進国でも人気となっている。

また、今回装着したHF805もそうだが、ハイフライのタイヤの場合、ハイパフォーマンスタイヤであっても乗り心地や静粛性を犠牲にしないところが特長になっている。

小川さんも話していたが、充分なグリップ性能と乗り心地のよさは、ネオクラシック車とのマッチングがいい。

HF805はこれまで装着したタイヤより明らかに軽い

純正ホイールに装着したHF805を軽々と持ち上げる小川直也さん。小川さんは、これまで装着していたタイヤに比べて明らかに軽く、ばね下が軽くなると語った

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