Vol.07
☆★☆運動もバランスが大切☆★☆
こんにちは。
コラムを担当させて頂く、コンディショニングルームHANAの瀬川と申します。
このコラムでは栄養・エクササイズ・休養など主に三つの側面から、皆様に健康的に美しくなって頂くための情報を段階的に、全12回に渡りお伝えしていきます。
少しずつ深い内容に掘り下げてお話ししていきます。
今回は7回目です。
先月のコラムでは『免疫力』についてお伝えさせていただきましたが、インフルエンザの猛威どころか、新型コロナウイルスの感染力の強さが話題になっていますね。
感染しても発症しない・重症化しないというには免疫力があることが大事です。
さて、今回はエクササイズの種類についてお伝えさせていただきます。
しかし、いざ今になって急にエクササイズを行ってもすぐに免疫力向上の効果はのぞめません。
やはり、災害への備えや保険と同様、自身の体力についても日々準備しておくことが大切なのではないでしょうか。
さて、今回はエクササイズの種類についてお伝えさせていただきます。
◇◆◇『エクササイズ』とは ◇◆◇
ダイエットには〇〇〇がイイとか、腰痛には〇〇〇とか、〇〇〇で何センチくびれた…など。
相変わらずメディアでは、都合のいいキャッチーなタイトルの健康情報が溢れかえっています。
キャッチーなタイトルの健康情報が間違っているわけではありません。
実際に効果があったという実例があるからそのような情報が溢れるわけです。
ただ覚えておいてほしいのは、全ての人に効果が保証されている方法ではない、ということです。
ですので、中にはそれらの方法が上手くハマり、効果が出る方もいらっしゃいます。
効果が出るということは、その方に適した方法であったという事です。
逆に効果の出なかった方は、その方法が適していなかったという事です。
しかし、よほど誤った方法さえ行わなければ、ある程度の効果を得る事ができます。
◇◆◇【有酸素性運動】と【無酸素性運動】◇◆◇
エクササイズの話になるとしばしば耳にするのは、ジョギングなどに代表される【有酸素性運動】がいいのか、それとも筋トレに代表される【無酸素性運動】がいいのかという疑問です。
その疑問にお答えする前に改めて、【有酸素性運動】と【無酸素性運動】は何を指すのか、確認しておきましょう。
有酸素性運動とは、呼吸をしながら主に全身を使い、長時間行うような身体活動を指します。
代表的なエクササイズは、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどです。
一方、無酸素性運動とは、息をこらえながらの比較的キツイ身体活動を指します。
代表的なエクササイズは、短距離ダッシュや、かなり重たい負荷で行う筋トレなどです。
詳しくは、それぞれを検索すれば色々と出てきますので説明を省かせていただきたいのですが、【無酸素性運動】について、お伝えしておきたいことがあります。
◇◆◇ 意外と知らない『無酸素性運動』 ◇◆◇
それは、無酸素性運動=筋トレと捉えた時に主に発生する、三つの間違った認識です。
1 . 筋肉がついてスタイルが悪くなる
2 . 心肺機能が鍛えられないのでマラソンには必要がない
3 . 脂肪の燃焼には向かない
筋トレ、無酸素性運動というと、このような認識を持たれている事が多いようです。
しかし実際には、身体のラインを作るには筋肉は欠かせません。
日本の女優もハリウッド女優も、またモデル業の方も当たり前のように筋トレを取り入れています。
また、筋トレを行うと心拍数が上がります。
これを数十分繰り返す事によって、心肺機能にも負荷がかかり、鍛えることができます。
そして、筋トレによってでホルモンの分泌が促され、脂肪の分解を促進してくれます。
更に筋トレはエネルギー消費も激しく、余計なエネルギーの蓄えを防いでくれます。
◇◆◇ 目的にあわせた運動バランス ◇◆◇
ではどちらがいいのか、という疑問への答えですが、結論として、どちらも必要です。
どんな目的であれどちらか一方で良いという事はありません。
ただ、どちらに重点を置くかは目的によって変わってきます。
また、いつまでに達成したいかという期間によって、その比率を変えていく必要があります。
即ち、目的達成のプログラム構成において【有酸素性運動】【無酸素背運動】のどちらが必要か、という事ではなく、【有酸素性運動】【無酸素背運動】をどのように取り入れていくか?が重要となります。
既にエクササイズを習慣化している方、これから始めてみようと思われる方も、【有酸素性運動】【無酸素背運動】、どちらも取り入れる事で効果はアップしますよ。
ではまた、3月にお会いしましょう。
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