Vol.22
☆★☆ 実は控えたほうが良い!シェイプアップや減量時のNG食品10選 ☆★☆
こんにちは。
コラムを担当させて頂いている、コンディショニングルームHANAの瀬川と申します。
今月もお読み頂きありがとうございます。
いよいよ夏に突入ですね。
薄着になる季節、シェイプアップや減量に励む方も多いでしょう。
しかし、運動量を増やし、食事にも気をつけているハズなのに、結果が出ない方がいます。
今回は、そんな方が陥りやすい『ついつい食べてしまいがち、実は控えたほうが良いシェイプアップや減量時のNG食品10選』をお伝えします。
◇◆◇ おやつ代わりによくオススメされるアレも!? ◇◆◇
1.ナッツ類
糖質が少なく、ビタミンやミネラルや食物繊維が豊富で手軽に摂れる事から、積極的に間食にとり入れている方も多いのではないでしょうか?
そこで問題となるのは量。
一日に何粒や一掴み摂ると身体に良い・・・との言葉に踊らされていませんか?
ナッツ類は脂質も多いため、ナッツで摂り過ぎた脂質分を他の食品でカットしなければ、一日の所要量を軽く超えてしまいます。
他の食品でカットすることが大前提です。
2.ドライフルーツ
栄養価が高く健康的なイメージから、ヨーグルトに混ぜたり間食にしたりと手軽にとり入れやすいですよね。
しかし、食べやすいために逆に食べ過ぎてしまいがちです。
また、商品によっては加工時に砂糖や油を使っている物もありますので、そちらも注意が必要です。
フルーツを食べるなら、旬のフルーツを生で食べるのが栄養価も高く、何より安全で良いでしょう。
◇◆◇ 朝食にオススメだと聞くコレも!? ◇◆◇
3.グラノーラ
近年、健康志向のブームに乗り、売上も上昇中。
しかし主成分は糖分で、決して低カロリーではありません。
4.ヨーグルト
良質なタンパク質やカルシウムをはじめ乳酸菌の整腸作用を期待して、その手軽さから食事や間食にとり入れている方も多いでしょう。
しかし、乳製品は脂質が多く、また動物性の乳酸菌は日本人の腸には合わないともいわれています。
もし乳酸菌の整腸作用を期待しているのなら、植物性の乳酸菌を含む発酵食品である漬物・味噌・納豆などに置き換えると良いでしょう。
基本的に脂質は腸の活動にマイナスに作用しますので、脂質+乳酸菌の組み合わせになると矛盾していますよね。
5.バナナ
手軽にとれる事から、アスリートが試合中などに食べていますね。
そこから、何となく健康的なイメージと手軽さから食べている方も多いでしょう。
しかし、主成分は糖質と水分です。
タイミング・量には気をつけましょう。
◇◆◇ 健康食として取り入れがちなアレも実は・・・ ◇◆◇
6.はちみつ
健康的なイメージから、ヨーグルトやパンに塗ったり、砂糖の代用として利用されている方もいらっしゃいます。
メディアでもたまに聞きますよね。
しかし、よ~く考えて見てください。
はちみつの主な栄養素は糖です。
7.オリーブオイルやココナッツオイル
抗酸化作用による美容作用をうたい、様々なオイルが販売されています。
料理番組ではサラダにたっぷり掛けていますね。
CMでは、スプーンに掬ってそのまま飲んでいます。
まさかそっくり真似して同じことをしていませんか?
どんなオイルであれ、所詮は油ですので、注意が必要です。
8.アボカド
近年スーパー等でも目にする事が多くなりました。
栄養価が高く、ビタミンによる抗酸化作用がうたわれています。
しかし、脂質も非常に多く含まれており、もちろん気を付けなければなりません。
9.春雨
ヘルシーなイメージから、中華麺やうどんの代用として食べている方も多く見られますが、春雨の原料はご存じですか?
ジャガイモなどのデンプン、つまり糖です。
◇◆◇ 自分にあった摂り方・使い方をしましょう! ◇◆◇
10.スポーツドリンク
そのネーミングとイメージで、運動量増加に伴う水分補給に用いる方も多いですが、主成分は水分+糖でシェイプアップや減量には適しません。
気候にもよりますが、一時間程度の運動なら、水や麦茶・番茶(緑茶の一種)で十分です。
その時の自分の様子にあわせて、選択してください。
さて、いかがでしたでしょうか?
『何となく健康そう』『メディアで言っていた』というだけで、メリットだけに目を向けて、デメリットについて考えずにとり入れてしまっているのではないでしょうか?
これらデメリットは、自分で調べても検索上位にはあまり出てきません。
ネット社会ではシステム上、意図的にそういう仕組みになっています。
なぜなら健康志向の波に乗れば商品が売れるからです。
人間、いざとなると水だけでも数日は生きる事ができますので、栄養過多の時代にわざわざ栄養価の高い物を食べる必要はありません。
シェイプアップや減量を成功させたいのならば、余計な物を摂取せずに、必要最小限にするのが一番の近道です。
ただし、必要な栄養は欠かさずとってくださいね。
ではまた、来月にお会いしましょう。
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