商品の真偽
■商品の真偽
1996年に並行輸入の規制緩和が行われ、化粧品の輸入が可能になりました。当社はもとより、国内のドラッグストア、ディスカウントストアへ化粧品の卸売りを行っていましたが、2000年に化粧品製造業、製造販売業の免許を取得、本格的に輸入ビジネスに参入し、現在に至ります。

当店で取り扱う商品に関して、お客様より色味や香り、分離などについてのご質問が寄せられるなか、「正規品」と「並行輸入品」についての違いなど、疑問を持たれていることがあるようです。

お客様から多く寄せられるご質問を、以下に記載しておりますので、ご参照ください。 別途、「正規品」や「並行輸入品」についても、以下に掲載しておりますので併せてご参照ください。
尚、当社が輸入を行っている仕入先については、「海外におけるメーカーが決めた流通経路の一部にある企業」であり、 当店にて出品・掲載の商品は全て本物です。 コピー商品(偽造・模倣商品)等の取り扱いは一切ございません。

国内の正規代理店商品との相違は、こちらへ →  「正規品/並行輸入品」

■商品について、お客様から多く寄せられるご質問
◎香水の香りについて
天然の香料が使用されている商品は、原材料の収穫時期や気象条件、製造時期、季節、環境、温度などにより若干の差があります。また、開封後日数やプッシュしたときの噴射量、ご使用される方の体調などによっても、香りに違いを感じる場合がありますが、各ブランドにおける規格の範囲内で製造されているため、香りや色が大幅に変わることはありません。

使い始めの香水の場合、ツンとしたアルコール臭を感じることがあります。一般的に香水は、香料の香りを広げるために、揮発性の高いエタノールを使用しています。最初の数十秒はこのアルコール臭が目立ちますが、付けた場所を手で軽くあおいだりすることにより、徐々に本来の香りをお楽しみ頂けます。

◎化粧品の色味や香り、分離について
性質上、油分を多く含む商品(特にクリーム系)は、環境に関係なく分離する場合があります。良く振る、混ぜるなどしてご使用いただければ、品質上問題はありません。
天然成分を多く含む商品は、香りや色味、テクスチャーは一定ではなく、原材料の収穫時期や製造時期の違いによって若干の差が出る場合があります。

◎リップ等の汗かきについて
一般的に、スティックタイプの口紅は使用の際に、折れたり、変形しないよう、適度な「硬さ・柔らかさ」の両方を持ち合わせるよう製造されており、成分の一部にワックス(ろう)や油脂などの油分が配合されています。
その為、輸送状態、高温多湿、寒暖差などのある環境では、この油分が表面に水滴のような状態でにじみ出ることがあります。この現象を一般的に「口紅が汗をかく」と呼んでいます。

最近では、コーティング加工されたファンデーション、コンシーラーなども同様の状態が起こる場合もありますが、色や香り、手の甲などに塗布してみて使い心地に大きな変化がなければ、製品の品質に問題はなく、そのままお使い頂けます。

◎商品の使用期限について
薬機法上、使用期限の表示義務がある商品は以下のとおりとなります。
・3年以内に形状/品質に変化のおそれがある特定の成分を含む商品
・3年以内に形状/品質に変化のおそれがある一部のオーガニック商品など

上記商品を除き、適切な保管条件のもとであれば化粧品等に使用期限明記の義務や使用期限の上限は定められておりません。
当社取り扱いの商品につきましては、安心してご使用いただく為、適切な保管条件のもと厳しく管理しております。

また商品ご購入後、未開封であってもお客様の保管される環境等による影響も考えられますので、
開封・未開封に関わらず、なるべくお早めにご使用されることをお勧め致します。
保管状況等により、使用中に香りや形状(分離など)、変色などの異常が現れた場合はご使用をお控えください。

◎テスターについて
当商品は店頭等でお試し用として使用する為に作られたものとなり、その未使用品を販売しております。通常品と変わりません。

上記の説明を参考に、お買い求めください。
【確認方法として】
お客様のご質問対し、主に以下の方法で確認をとり、ご回答の参考としています。

・ 仕入先/メーカーへの確認
・ 当店倉庫内の在庫品との比較
・ 1案件に対して、複数店舗の百貨店への電話での確認
・ カスタマー窓口への電話での確認
・ 必要に応じて、直接百貨店へ出向き、テスター商品との比較(百貨店スタッフの方と確認し、助言等をいただいています。)

【保管と環境による対策】
お客様から寄せられるご質問の多くが、商品の特性や環境(温度)によるものです。店内での保管状況については、商品に影響を与えないよう営業時間外も含め、一定した室温管理を行っています。

夏場の気温上昇が懸念される配送トラック内の環境に対しては、クール便で対応しています。当社規定で高級クリームやアロマキャンドルなどのロウ製品といった気温による性状変化を起こしやすい商品に限り、7月~9月の3カ月間はクール便でお届けしています。(2016年より実施)
冬場の寒冷地への配送の際、化粧水など「凍っていた」というケースがありました。局地的なこともあり、まだ対応できていませんが、引き続き検討しています。

上記ような環境や配送状況による性状変化、破損などがある際は、商品を処分・破棄せず、お手元に置いた状態でお問合せください。

正規品・並行輸入品
はじめに
ブラン・ラパンの商品は、主に並行輸入品の為、国内のものと仕様・パッケージが異なる場合がございます。

・並行輸入商品は、法定ラベルの貼付義務がある為、外箱を一度開封しております。
・輸入する国や地域によりパッケージ(デザイン、表記)が日本で販売されているものと異なる場合がございます。
・パッケージ変更に関わらず、成分変更する場合があります。ご使用前に表示成分をご確認ください。
・商品ページ上で確認された画像について、お客様のディスプレイの設定や撮影等の関係で、実物と色など多少異なる場合もございます。
ご不安な場合は、一度百貨店等でお試しになることをお勧めします。

※以下、お客様よりご質問の多い、「正規品と並行輸入品」についてまとめておりますので、ご一読ください。
■正規品と本物
「正規品」と聞くと「本物」と連想される方や、「並行輸入品」を「偽物や粗悪品」と思われている方が少なくないと思います。
しかし、“実際の意味とは異なります。”

「正規品」という言葉は、「本物」を意味する言葉ではありません。
同様に「正規品」でないものが、「偽物」という事ではありません。



「正規品」とは、国内メーカー商品の場合、「日本正規(代理店) 販売商」のこととなり、
「正規輸入品」とは、海外メーカー商品の場合、「日本正規(代理店) 輸入販売商」の事を指します。

※国内メーカーや、海外メーカーでも日本国内に同名法人を設立している場合は、代理販売ではなく直販となる為、正規販売店となります。


 【 補 足 】
正規店
海外メーカーが日本国内に法人を置き、管理・販売している企業(店舗)
国内メーカーの場合も、メーカーが直接、管理・販売している企業(店舗)
正規代理店
海外メーカーが日本国内に法人を置いていない場合に、代理販売・輸入・管理を委託された企業(店舗)
国内メーカーの場合も、メーカーと異なる法人に代理販売・管理を委託された企業(店舗)
■正規品と並行輸入品の違いについて
●並行輸入品は正規品とどう違うの?
正規品は、正規代理店により「メーカー」から商品を直接仕入(輸入)された商品の事を指し、それに対し、並行輸入品はメーカーが決めた流通経路にない第三者が、「海外の正規代理店・正規販売店」から直接仕入(輸入)された商品のことを指します。
メーカーが決めた流通経路で販売されている商品か、そうでないかという事になります。その為、メーカーによって製造されているという点では違いはありません。いわば、どちらも「本物」であり、日本国内での「正規ルート」なのか、海外での「正規ルート」なのかの違いで、どちらも「正規品」であると言えます。
※但し、国々の特色などにより商品デザインや成分が異なる場合があります。
■並行輸入品とは
並行輸入品
海外でメーカーにより製造され、直営店、百貨店、免税店、代理店などの海外市場に流通されたものを、メーカー・代理店以外の輸入ライセンス(許可)を有する会社が輸入した商品。入荷後は法に則りラベル貼付後に日本市場に流通します。
逆輸入品
並行輸入品となります。異なる点は、製造された国が「日本」という点です。「日本でメーカーにより製造され、一度海外販売用として輸出された商品」を並行輸入として同様の流れで輸入した商品。入荷後は法に則りラベル貼付後に日本市場に流通します。※日本語で商品にメーカー名の表示があっても、輸入をした「企業名のラベル貼付(最終責任)」が義務付けられています。
正規輸入品
海外でメーカーにより製造され、メーカー日本法人、代理店を通じ輸入される商品。入荷後は法に則り、メーカー日本法人、代理店などがラベル貼付後に日本市場に流通します。
■メーカーが決めた流通経路以外は違法なのか?
上記でお伝えした内容で、「並行輸入品」についての認識、理解を深めて頂けたと思います。
以下にもう少し掘り下げてお伝えします。
並行輸入品とは、製造国から「日本以外の国への正式な流通経路にある企業(店)」から購入された商品となり、法律上も問題ありません。上記で説明したとおり、「商品」についてもメーカーによって製造された正規品となります。
海外旅行に行って、「免税店や直販店で購入された商品を日本に持ち帰った」ということも同様で、並行輸入となります。これを 「並行輸入=偽物」 と思う方はいないと思います。もちろん、旅行先の街なかの小さな露店などはそれには当たりません。
要は、購入元が「メーカーが決めた流通経路の一部にある企業」から購入した商品なのか、という事です。 当然、「化粧品」を輸入するにあたり免許も必要となり、それを持っている企業のみに「(並行)輸入」が認められています。免許のない企業が持ち帰った場合は、違法になります。
品質管理
1.ブランラパンの管理体制
【 取得業許可 】
海外から化粧品を輸入し、国内で販売するには、法律(薬機法)に準拠する必要があります。

化粧品製造販売業などの「業許可(ライセンス)」を取得した企業にのみ輸入は認められており、配合成分の確認、行政への販売名の届出、さらに全成分表示ラベルの貼付を行った商品だけが販売可能になります。

当社では薬機法に基づいた品質管理を遵守し、お客様に安心・安全な輸入化粧品をお届けできるよう努めております。

■化粧品
製造業許可証
許可番号:40CZ200056

■化粧品
製造販売業許可証
許可番号:40C0X00008

■医薬部外品
製造業許可証
許可番号:40DZ200015

■医薬部外品
製造販売業許可証
許可番号:40D0X10021

■高度管理医療機器等
販売業許可証
許可番号:第45450146号

【 入庫管理体制 】
自社倉庫にて、入庫から発送まで一環した管理体制により、スピーディーな対応を実現しています。

■商品のラインナップ
国内、海外問わずインターネット上にあるメーカー新商品発表やSNS、雑誌、口コミなどによる情報をもとに、仕入部門、WEB販売部門をとおし、商品選定を行っています。より多くの商品を楽しんでいただけるよう、充実した品揃えを目指しています。

■商品の入庫まで
当社では、より早く商品をご紹介、ページ掲載できるよう、独自の輸入通関システムを構築しています。 その為、海外から国内空港、港に到着した当日または2日以内に自社倉庫へ納入し、検品業務を開始しています。

■商品保管
ブランドごと、商品に応じたスペースを確保し、棚や折コンにて保管しています。


■梱包/発送作業
注文を受けた商品は出荷エリアにて、注文書と商品の照合を行い、大きさ、形状に合わせて丁寧に包装、箱詰めされます。その際、商品に異常がないかの最終目視確認を行い発送しています。
【 品質管理体制 】

■商品の安全性の確認
薬機法に基づき、輸入する前に、安全に販売できる商品か否かの確認を以下の方法で行っています。

・安心してご使用いただくため、薬機法に基づいた、独自の成分管理システムを構築。
・配合成分について、配合禁止や配合制限のあるポジティブリスト(化粧品基準の別表第3、4の通称)、ネガティブリスト(化粧品基準の別表第1、2の通称)の該当成分などを確認。
・必要に応じて専門機関による成分分析。
・成分によっては、「保管、取扱い、使用上の注意」を商品ラベルやお買上げ明細書、小冊子のいずれかに注意喚起として記載しております。

■商品の販売に関する法律
化粧品を販売する上では、薬機法のほか、商標権に関する法律や商品の広告などにおける景品表示法などがあります。
当社化粧品販売の長年の経験と知識を生かし、法律順守に努めています。

■専任スタッフへの教育・訓練
品質管理(薬機法、配合成分の確認など)、輸入通関、入荷検品、ラベル貼付、出品(広告表示)の各部門で教育、訓練、研修を定期的に行い、それぞれのスキルアップに取り組んでいます。

■入庫管理
輸入または国内より仕入れた商品は、それぞれ検品エリアにて、専任のスタッフによる検品作業を行います。自社検品システムにより、INVOICEに基づく商品、数量などを細かくチェックし、同時に外観確認による破損や液漏れ、商品本体の破損や色、香りなど異常がないか入念に確認しています。


■法定ラベル
輸入した商品は、薬機法に基づき、配合成分の確認及び必要によっては分析機関での検査を行い、法定ラベルを作成します。ラベル貼付専用エリアにて、訓練を受けたスタッフにより、作成された法定ラベルの記載内容と商品の照合を行い、1つ1つ手作業にて商品を開封し、貼付していきます。


■倉庫内温度管理
倉庫内は常に適切な温度を保ち、保管しています。
2.第三者機関との共同取組み
お客様に安心・安全な化粧品をお届けするために、ブランラパン(株式会社エムアンドディ)は薬機法第42条第2項の規定に基づく「化粧品基準(平成12年9月29日厚生省告示第331号)」への準拠確認に力を注いでいます。

ブランラパン(株式会社エムアンドディ)ではさまざまな取組みを行っていますが、そのひとつに、第三者機関と共同して品質管理を行うことによって「安心・安全」をいっそう高めていく取組みがあります。共同取組みを行う機関に対しては、(1)完全中立、(2)確かな成分分析技術、(3)薬機法規制の熟知などの高い条件が求められることになります。
3.第三者機関
ブラン・ラパン(株式会社エムアンドディ)は、専門企業へ化粧品の成分分析・試験検査を依頼しており、第三者からの厳しい視点のもと、品質管理を徹底しています。