CONCEPT

日本発のスポーツブランド「ボディメーカー」は、全てのランナーのパフォーマンス向上をコンセプトに、近畿大学生物理工学部人間工学科、谷本道哉准教授とタッグを組み、走り続けるトレーニングギアの開発を行い、この『MAGURO GEAR』を発明しました。

【ポイント】

●BODYMAKERと近畿大学の共同開発により、筋クランプ(足の攣り)の予防効果を持つ世界初のスポーツウェアを開発
●准教授 谷本 道哉の実験により筋クランプ予防効果が実証された
●止まることなく泳ぎ続ける世界初の完全養殖クロマグロ「近大マグロ」のように走り続けるために商品名 を「MAGURO GEAR」とした

ランナー、特にマラソンなどの長距離ランナーにとって、ハムストリング(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)などの下半身で筋クランプが発生することは、選手生命にかかわる肉離れなどの大きな怪我につながりかねません。

そこで、株式会社BB-SPORTSと生物理工学部准教授 谷本 道哉は、筋クランプを予防するスポーツウェアの共同開発に取り組みました。下半身のウェア(スパッツ)で筋肉への適切なコンプレッション(着圧)をかけることで筋クランプを予防できることを実験で証明し、世界初の筋クランプ予防効果を持つスポーツウェアを開発しました。

このたび、生まれてから一度も止まることなく泳ぎ続けるマグロのように、走り続けるアスリートをサポートするスポーツウェア「MAGURO GEAR」を発売します。

MAGURO GEARは2016年8月30日に特許を出願し、世界唯一のウエアとして認定を目指しています。

実験結果

筋クランプが発生する前兆として、筋疲労などによる筋神経系の過剰な活動の結果、筋放電量が高まります。そこで、客観的な指標として被験者の筋放電量を測定しました。 「MAGURO GEAR」を着用した場合と、一般的なスパッツを着用した場合、着用しない場合の比較実験を行いました。

MAGURO GEAR において、着用なしと比べて筋力発揮後 3-6 秒、6-9 秒で筋放電量が有意に低値(P<0.05)、0-3 秒で低値傾向(P<0.1)を示した(図1)。

また、筋クランプの主観評価においても有意に低値を示した(図2)。MAGURO GEAR に 筋クランプ抑制効果があることが認められる。

共同開発者

近畿大学生物理工学部人間工学科
谷本道哉准教授



素材へのこだわり

一般的なスポーツメーカーにおいて用いられる、ポリエステルとポリウレタンの混紡素材ではなく、「ナイロン糸」を使用している点に素材へのこだわりがあり、他社との大きな差異がある。

「ナイロン糸」は、化学繊維の中でも最も強度に優れており、耐久性がある上、スポーツ時に発汗した汗の匂いを吸着する際の吸着率が最も低いため、スポーツ用のアンダーウェアに非常に適した素材である。

また、テーピング部分に使用している
「TPU」という素材は「熱可塑性ポリウレタン」のことで、ゴムのようなしなやかな弾力性と硬質プラスチックのような強靭さを合わせ持つ高分子化合物で、伸びにくく縮み易い高強度の伸縮素材として採用しています。BODYMAKERのスポーツギアはアスリートの身体をサポートするため厳選された素材にこだわり、創られています。

生地の基本性能

流した汗を素早く吸収し蒸発。肌は常に快適な状態に保たれ、不快感で集中力が乱れされることはありません。

汗を吸収・発散することにより体温をクールダウン。常にベストコンディションを維持します。

ナイロン糸は耐久性がある上、スポーツ時に発汗した汗の匂いを吸着する際の吸着率が最も低いため、スポーツ用のアンダーウェアに非常に適した素材です。

伸縮性にすぐれているので、あらゆる動きをサポート。パフォーマンスをコントロールします。

着用手順

※MAGURO GEARは、本気アスリート向けに作られています。そのためコンプレッションの非常に高いウェアになります。効果を最大限に引き出すため、下記の手順にて正しい着用方法でご使用ください。

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