
ハザードマップを活用し、自宅、職場など、自分が住んでいるエリアにどのような危険があるのかを確認しましょう。
避難場所・避難所がどこにあるか。どの道を使えば比較的安全かを確認。家族全員で共有しておきましょう。
※避難時は原則徒歩での避難で より安全な場所への避難。津波発生時は、高台へ。
※在宅避難も選択肢の一つです 災害が発生したときに、自分や家族にケガがなく、住居にも危険な損傷がなければ、多少不便であっても、自宅で避難生活を送ることで、ストレスを緩和し、感染症等のリスクも軽減できます。
家族で話し合い、連絡方法を確認しておきましょう。災害伝言ダイヤル「171」の使い方はもちろん、公衆電話の場所、使い方も確認しておきましょう。公衆電話用に、小銭を何枚もご用意いただくことをおすすめします。
地震の揺れにより家具が転倒してケガをしたり、家の中の避難経路をふさいでしまったりします。本棚、タンス、冷蔵庫、テレビなど、しっかり固定。高いところにある危険なものは事前に降ろしておくこと。まずは地震発生直後、命を守る為に必要な準備をしましょう。
とくに1981年(昭和56年)以前に建築された建物は、建築基準法に定める耐震基準が強化される前の、いわゆる「旧耐震基準」によって建築され、耐震性が不十分なものが多く存在します。早急に耐震化を図ることが必要です。
地震の後は室内もガラスの破片や倒壊した家具で危険がいっぱいです。すぐに靴を履いて動けるよう、枕元、職場にも歩きやすいスニーカーを準備しておきましょう。
避難生活を家族で過ごすのに何が必要か、よく考えて備えましょう。
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地震が発生し、揺れがおさまったら、水が出るか確認しましょう。水が出る場合はすぐに、風呂、バケツ、シンクなどに、出来る限り水を貯めましょう。
最低3日分の備蓄。ローリングストックを活用しながら、出来れば7日分の備蓄を。開けてすぐ食べられるものから、暖をとれるもの、心が休まる食べなれたもの。甘いもの、お菓子なども良い。
トイレットペーパーはトイレ1回あたり80cmで計算
手巻きで発電するラジオライト等は、定期的に回して充電しないと、完全放電して使えなくなるのでチェックを。
現代の携帯電話スマートフォンは電池容量が大きいものが主流なので、手巻きでしっかりと充電するのは大変です。乾電池で充電できるものがおすすめ。
IHタイプは停電時使えません。
トイレは3日分20回を目安に多めに備蓄。
大規模地震発生時には、火災が同時に多くの地点で発生するおそれがあるため、消防力が不足し、住宅密集地等では大規模な火災の危険性が高くなります。
また、地震に伴い、大規模かつ長時間に及ぶ停電が発生した場合、停電からの復旧後の再通電時に出火する、いわゆる「通電火災」の発生が懸念されますので、避難するときはブレーカーを落としましょう。感震ブレーカーを設置していると安心です。
また、ストーブ等の暖房機器の周辺は整理整頓し、可燃物を近くに置かないこと。消火器の設置場所と使い方を確認することも重要です。
地震発生後は道路が寸断され、救助の手、支援物資等はすぐには届きません。 公官庁、自治体も少しずつ防災の取り組みを広げてはいますが、発災したら、自分たちで何とかするしかない時間帯が必ずあります。
こんな時、自分だったらどうするか。必要なものは何か。自分自身で考え、事前に調達し、今やれることをやっておく。各々が自分の身は自分で守るという意識を持つことが大事です。
平常時に出来ないことを、災害発生後の混乱した状況では、まず出来ませんので、日頃から防災訓練等には積極的に参加しましょう。