最終更新日 2021.6.25
「スマートウォッチ」という言葉は世間的にも広まっていますが、具体的にどのようなことができるのか分からない...という方が多いと思います。
そこで今回は
「スマートウォッチでできることが分からない」
「スマートウォッチに興味をもってる」
という方に向けてスマートウォッチでできることを紹介します。
機能によっては、一部のブランド・シリーズの商品にしか搭載されていないものもあります。
そのため、特徴的な機能のものについては、商品も合わせて紹介します。
スマートウォッチでできることは様々ですが、大きく分けると下記の3つの機能に分けられます。
それぞれの機能について細かく説明していきます。
スマートウォッチを身に着けることで、自分の健康状態を数値で可視化し、確認・記録することができます。
自分で記録しなくともスマートウォッチやスマートフォンから確認できるのはとても便利です。
スマートウォッチを着用した状態で歩くことで自動的に歩行距離が記録されます。
普段自分がどれくらい歩いているか把握するのにとても便利です。
ちなみに、厚生労働省の調べでは1日1万歩歩くことが理想的とされています。
(引用元:https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b2.html)
睡眠は「時間」も大切ですが「質」も重要です。
睡眠中は深い眠りの「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」を繰り返しています。
睡眠の深さを自動に記録し、睡眠の質をスコアとして表示してくれます。
人間の体の水分は成人の場合、体重の約60%を占めています。
体の水分が不足すると、熱中症、脳梗塞、心筋梗塞といった健康障害のリスクにつながります。
スマートウォッチブランド「GARMIN」では水分補給トラッキングにより、毎日の水分補給量の増減を記録・確認できます。
日々の生活によって消費されるカロリー量と基礎代謝(生命維持に必要なエネルギー消費)を記録できます。
Gobe3であれば、食事で摂取したカロリーを自動で算出して記録することが可能です。
心拍変動からストレスレベルをモニタリングし、日々のストレスレベルを確認可能です。
ガーミンの専用アプリ「Garmin Connect™ 」から月経周期トラッキング機能と連携することで、毎日の症状を表示して記録することができます。
心拍数に基づいて計測されたストレスや睡眠などから計算される体のエネルギー量を確認して、アクティビティを行うか、休息を取るか、その時に適した行動の参考にできます。
ガーミンの一部シリーズにのみ搭載されている機能です。
スポーツや運動をするときの身体状況や記録・サポートする機能もスマートウォッチには備わっています。
陸上競技から水中競技まで幅広く対応しています。
ランニングやウォーキング等で変動する心拍数を確認することで、自身の体の状態を確かめることができます。
心拍数を確認することで運動強度を確認し、調整することが可能です。
走行距離の確認や走行ルート・高度の記録、トラック層でのラップの記録など
ランニングを始めたばかりの方から上級者まで活用できる機能が備わっています。
他にもランニング中のペース配分や到着予想タイムなどを知らせてくれる機能もあります。
変わりやすい天候や現在の標高、気温、方角、体調など、様々な情報をスマートウォッチから確認できます。
登山に対応したスマートウォッチでも、種類によってバッテリーの持ち時間が異なります。
長期間の登山をされる方は、連続使用可能時間が長いものを選択することをオススメします。
GPSによるルートの記録や心拍数、消費カロリーの計測以外にも、サイクルコンピューターで確認するようなケイデンスやスピード等も記録することが可能です。
メニューを選択してワークアウトすることで、鍛えられる部位(筋トレのみ)や種目動作の確認、回数の記録を行ってくれます。
スピードと心拍数の連動や距離、標高差の計測が可能です。
下記のGarmin fēnix(フェニックス)シリーズであれば、登録されている主要スキー場のマップを確認することができます。
高精度な GPS と全世界のゴルフコースデータを内蔵しており、グリーン、ハザード、ドッグレッグ、レイアップの前後の正確な距離を表示します。
また、ピン位置を手動で調整し、ホールまでの距離をより正確に測定することも可能です。
ゴルフをされる方であれば、ガーミンのApproach(アプローチ)シリーズが最もオススメです。
距離やペース、ストローク数、ストローク種類、心拍数などを計測し、記録できます。
プール以外でも湖、海洋、河川での水泳時に内蔵のGPSを使用して記録することが可能です。
その日の潮位情報を海の上で調べる事や、ライディングのスピードや距離を計測する事もできます。
その他、サーフィンをした波の数や到達最大速度や移動距離の記録、アクティビティ中の心拍推移、消費カロリー等も振り返ることが可能です。
日の出・日没の時間や方角を表示。腕元で釣果の記録やポイント保存ができます。
パドルのストロークあたりの距離や1分間のストローク数など、パフォーマンスを向上するデータの計測できます。
着用しておくだけで日常生活に役立つ機能がスマートウォッチには備わっています。
スマートウォッチをファッションアイテム・腕時計として着用したい人でも役立ちます。
スマートウォッチをかざすことで電子決済ができます。
suicaやクレジットカード、スマートウォッチなどを取り出さずに決済できるのはとても便利です。
通勤・通学中の音楽再生をスマートウォッチから操作できます。
下記のスマートウォッチであれば、SpotifyやAmazon Music、Line Musicのアカウントから楽曲とプレイリストをダウンロード※1してスマートフォンなしで再生させることが可能です。
メールやLINE等の通知を受け取ることができます。※2
まだスマートフォンを紛失したときはスマートウォッチから場所を確認することもできため、いざというときにも安心です。
スマートフォンでカメラを起動しスマートウォッチからシャッターを切ることができます。
セルフタイマーや自分で押す操作を必要とせず簡単に撮影ができます。
身の危険を察知した際に任意の指定した相手に自分の居場所を知らせる事ができます。
時計のフェイス部分を指定の方法でタッチすることで簡単に信号発信が可能です。
FitbitのVersa 2では、スマートウォッチ本体に話しかけることでAlexaを操作することができます。
天気予報やアラームの設定、エアコンのオンオフなどが操作できるため便利です。
スマートウォッチでできることは様々で大きく分けると
の3つの機能に分けられると紹介しました。
ここまで読んでいただけたのであれば、スマートウォッチでできることは想像以上に多いと感じたかと思います。
今後もスマートウォッチでできることはまだまだ増えていくでしょう。
もしあなたがよりスマートウォッチが興味持てたのなら、まずは使ってみることをオススメします。
私自身もそうでしたが、実際に使ってみないと便利さや快適さは分からないものです。
自分のライフスタイルにあったスマートウォッチを探してみてはいかがでしょうか。
※今回紹介した機能はすべてのスマートウォッチに備わっているわけではありません。スマートウォッチの詳しい機能については商品ページまたは公式メーカーページをご確認ください。
※1 申し込みが必要な場合があります。
※2 ※Bluetooth対応スマートフォンとの接続が必要です。