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ミリタリー塗装で大変身企画 今回のお題は「100均で売ってたウォーターダンベル」です 見るからに軽そうなプラ製のダンベル 水を入れると1kgになるってヤツです これを塗装して鋼鉄のG.I.ダンベルに変身させちゃいます |
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まずは塗装のための下地作りから プライマーがしっかりと定着するように 荒目のヤスリを使って全体にキズを入れます 磨くっていうよりはキズキズだらけにするって感じです。 要するにプライマーの足がかりを良くするために そうするってわけ |
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この画像じゃわかりにくいかもしれませんが 全体にキズが入りました ちなみにこのヤスリはサンドシートっていう たわしバージョンのヤスリみたいなヤツで その中で一番荒目の80番を使いました 別に紙ヤスリの荒目を使っても結果は同じですので それでもOKです。 ただ荒目を使わないとなかなかキズが付かなくて 時間が掛かりますので 荒目のヤスリを買ってください |
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さてキズキズになったボディにプライマーを塗ります このプライマーを塗ることでペンキが剥がれにくくなります 薄く塗ってから一度乾燥させてください 30~60分くらいで乾燥します その後にもう一度同じように塗って二度塗りします そうすることでプライマーがしっかりと塗れて 下地もしっかりと仕上がります |
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プライマーは二度塗りがオススメです。 ちなみに乾燥してない状態で 二回目を塗っても意味がありません しっかりと乾燥させてから二度目を塗ります |
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プライマーを塗り終わった後は 水を入れたバケツにハケを入れるのをお忘れなく 忘れたままハケを放置すると 1時間でカチカチになってハケがパーになります 水道水を入れたバケツを予め用意しておくことをオススメします |
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下準備ができたから いよいよ戦車色に塗装します このプラスチックの見た目が果たしてどうなるのか? 塗装はハケじゃなくてスポンジでします |
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塗料をスポンジに取って それをダンボールの空いてるスペースに叩いて 塗料を落とします ベットリは厳禁 |
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スポンジで上から叩くように塗って行きます 3回くらいで全部塗るイメージで 最初は下地が透けるくらいでOKです それで一度乾燥させて またその上から塗ります 薄くを何度も重ねて完成させるのが基本です |
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こんな感じでOKです 1回で全部塗りきろうとすると ベットリとなってシロウトっぽい塗装になっちゃいます |
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このまま乾燥させて 乾いたらまた上からポンポンポンと叩くように スポンジで塗装して行きます |
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スポンジで叩きながら塗装すると こんな感じで金属っぽい質感が出てきます この風合いはたとえ同じ色がスプレーであったとしても出せません このパテっぽい質感を出せるのがミリタリーペイントの魅力です |
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スポンジで塗りにくいこういった端っこや隅の方は 筆を使って塗ります 塗った後にスポンジで叩くとイイ感じになりますよ |
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さあ お次はサビ塗装です サビ塗装の塗料のラスティブラウンをパレットに出します パレットはダンボールの切れ端でOK |
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そのラスティブラウンを水をたっぷりと付けた絵筆で溶かして シャバシャバにします 全部シャバシャバにしないで端っこの方を少しだけでOKです それをこんな感じで筆で付けます |
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それをすぐに何も付いてないハケで 素早くこすって薄く広げていくと |
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汚し塗装になるんです このテクニックを知ってると どんなモノでも全体を 簡単に古めかしいヴィンテージ風にできちゃうの |
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エアブラシを使わなくとも ハケでエアブラシのようなぼかし塗装ができちゃうんです これを全体にバランスを見ながら入れていきます |
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うっすらと汚れた見た目になりました 次はサビ塗装の塗料のブラックを使って同じように 汚し塗装をしていきます |
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ブラックをところどころに入れることで サビの表現がよりリアルになります |
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同じようにハケで素早くこすります |
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この後、ラスティブラウンの原液をスポンジに付けて サビ塗装をしていきます この工程で錆に立体感が生まれます もはやプラスチックの面影はありません |
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次は英文字と数字を入れてミリタリー色を強めます 用意したのはキャンディタワーで人気の商品 ミリタリーステンシルスタンプです サイズは0.6インチ(Mサイズ)を使います |
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専用のインクを付けて 数字をポンポン |
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反対側にはステンシルシートを使って英文字を入れます 100均で買ったドライブラシ(豚毛の硬い筆)に サビ塗装の塗料のホワイトを付けて 上から叩くようにして塗料を付けていきます この時に注意なのが筆の塗料を メチャクチャ薄くするのがポイントです 塗料を取った筆をティッシュ等で一度拭き取ってから さらにその拭き取った筆を 何度もティッシュにトントン叩きつけて 薄くした状態でステンシルを入れていきます 薄くを何度も重ねて濃くするのがポイントです |
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ほら 簡単にクッキリとステンシル文字が入りました この技はプラ製のステンシルプレートでも使えます スプレーと違って滲まず、 初心者でもクッキリと文字入れできる技です |
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そのままの状態だと文字だけ浮いた見た目になるので ラスティブラウンを付けたスポンジで上からやさしく叩きます 全体に薄いサビ塗装を施すことでヴィンテージ感が出て 文字の見た目が全体に馴染みます |
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しゃー 完成 まるで鋼鉄のG.I.ダンベルが完成です |
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もともとはこんな感じでした |
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それがミリタリーペイントとサビ塗装の塗料 ステンシルスタンプを使えば 大変身 誰でも簡単に作れちゃいますよ |
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このザラッとした質感が鉄っぽいでしょ |
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メチャクチャ重そうですが 指でつまめるほど軽いです(笑) |
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裏側はこんな感じ |
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これだったらそこらに転がっててもカッコイイでしょ ダンベルだけに激しく使うことが多いので 塗装を守りたいなら つや消しのクリアなどを上から吹くと皮膜が強くなります ただ何も吹かない状態の方が 乾いた感が強く出ててよりカッコイイですけどね 私は「剥げたらまた上から塗ればいいやん!」って派です それができちゃうのがサビ塗装の魅力でもあるからね! |
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あー 重たい なーんてウソです(笑) 100均は素材の宝庫だから 色んなモノを見つけてきて 練習台にするのにピッタリです とにかく失敗を恐れずに回数こなせばこなすほど上達します 自転車乗る練習したのと同じです 頭で考えるのも大切だけど やってみるともっとわかります 週末は仲間を呼んでサビ塗装教室やらなきゃ! 人生はアッという間さ! さあペンキ塗りしようぜ!(〃 ̄▽ ̄〃)ニャハ キャンディタワーのDIYカレッジ また来週ー |
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