「ボディが塗れたので一度取り付けてみるか!」と、 やってみたところ んー やっぱりフレーム、それからハンドル周りなどなど・・・・ 完成していけば行くほど、 何もやってないところが気になってくるの で、まずは車体を支えるフレームを 何とかして塗りたいということで バイクショップに相談してみるも フレームを塗装するなら、 普通は全ばらしが基本だということで これはやっかいな話になってきました ひとまずバラして構造を見てみようってことで ある日の日曜日に決行・・・・・ その後、どうなったか・・・・ |
まずはステップボードを外します これはボルト8本+ネジ2本で固定されてるだけなので 見た目よりも簡単に外せました で、この状態にしてみると もうフレームがほとんど見えちゃってるじゃないですか! これだけ見えてればこのまま塗装できるぞ!って思って やってみることに! これだと全バラのような大変な作業は一切せずに フレームの塗装ができちゃいます 普通はスプレーで塗装するので、 この状態だとなかなか難しいですが 私の場合はペンキをハケで塗っちゃうので問題なし しかもうちのペンキは粘土が高くて液だれしないので 余計に好都合です |
まずはペンキを塗るために プライマーを塗って下地を作らないといけません そのプライマーがしっかりと定着するようにヤスリ掛けして ボディに足がかりを作ってあげます ヤスリでいつものごとくコシコシして 全体を傷だらけにします |
ボディを傷だらけにしたので 次はキャンディタワーの オリジナル万能プライマーを塗ります 薄く伸ばしながら塗ると垂れないので この状態でも問題なく塗れました 乾燥したのを確認したら 2回目のプライマーを塗ります 二度塗りすることで より下地がしっかりとできあがりますので プライマーは二度塗りがオススメです |
直接塗りですが ここまで問題なく来てます プライマーが塗れたので ペンキを塗るのも理論上は全く問題ないはず ということで この後、車体フレームが念願の戦車色になって行きます |
ハケのペンキをパレットの上でしっかりと落としてから塗ります ベッチョリしてるとキレイに塗装できません 筆塗りする要領で普通にペンキを塗って行き 乾かないうちに今度はハケを垂直に立てて トントントン・・・・・と 叩くようにしてハケ跡付けて行きます こうすることで仕上がりがザラザラした見た目になって 鉄っぽい仕上がりになるんです |
ね 表面がザラザラしてるでしょ あのザラザラ部分がハケで叩いた跡です これが乾燥すると鉄っぽくなるんです |
やってみると思ってたよりも遙かに簡単に塗れました |
今回はウインカー類も面倒なので 外さないでそのまま塗装しました ペンキが付いて欲しくないところだけを マスキングテープしてます 結果、これで十分でした |
ハケで叩くことで出せる この鉄っぽい表情がイイ感じでしょ! サビ塗装するにもこの感じの方が 断然雰囲気が増すんです |
一度乾燥させてみて ペンキがあまり載ってないところはまた上から叩けばOK 普通の塗装ならムラは絶対NGなんだけど 戦車色の塗装はむしろこのムラがカッコイイからね! 何度でもやり直しがきくから 初心者にもピッタリの塗装なんです |
ステップボードもせっかく外したので 黒で塗装しなおします |
まずは余計なシール類を全部はがしちゃいます シール剥がし剤をスプレーして 何分かおいた後に剥がします |
このステッカーはさすがホンダだけあって 結構簡単にキレイに剥がせました |
マフラーを塗った耐熱ペイントで今回は塗っちゃいます これがオススメってことじゃなくて この黒しか私の手元になかったので 「これでいいや!」って感覚です この手の樹脂系を塗るなら、 カー用品店に行くとバンパーを塗るスプレーが売ってますので それらを使うとより本格的でイイかもしれませんね! |
今回はヤスリ掛けもプライマーもしませんでした 外したその上からスプレーしただけ で、仕上がったのは結構イイ感じになりましたので 結果として正解でした まあ、気に入らなければまた塗ればイイだけの話なので あんまり細かいことは気にしない方がイイと思いますよ! |
シートをブラウンに変更するのに合わせて 後から思いついたのが ハンドルグリップもブラウンにした方がイイんじゃないの?って発想 ちょうど同じ形のブラウンのが純正パーツで出てたので 取り寄せてみました 2つで1200円くらいで安かったです |
グリップの交換をします 隙間に556の潤滑剤なんかをスプレーして 滑りやすくしてみる作戦 |
あとはグリグリしてハンドルバーから少しずつ外して行きます 接着剤が付いてるので なかなか簡単には外れてくれませんが グリグリし続けるとやがて外れてきます |
作戦成功 ちなみにですがこの古いグリップがいらない場合は カッターで切り裂くのが一番簡単な方法です 私はわざわざグリグリして外して、 古いのはゴミ箱に捨てました(笑) |
接着剤をカッターで削り落とします |
やすりを掛けてキレイにしたら完了 |
これで新しいのと交換できます |
こちらはアクセルの方です アクセルはワイヤーが引っ掛けられてますので それを外すとこうやってスポンと抜けます で、同じように潤滑剤をスプレーしてグリグリ |
こっちはグリップの底に空気を抜く穴が 最初から空いてることもあって 結構簡単に外せました |
ハンドルもこのまま外さずに塗ることにしました ブレーキレバーの部分は プラスネジ2本で固定されてるので それを外すとこんな感じでハンドルから簡単に離せます ただし、ワイヤー類が繋がったままなので 塗装中はちょっと邪魔になるんです なので私は結束バンドを使って ヘッドライトフレームに縛り付けておくことにしました |
こんな感じで これで塗装がしやすくなりました |
フレームと同じように これだと素人でもバラさずに塗れます 元に戻すのもこの範囲だとドライバー1本でできるレベルです |
ハンドルにヤスリ掛けします |
ツヤがなくなるまでってのが基準です |
この輪っかにはケーブル類が通ってるんですが これを外すとなると素人レベルではちょっと無理な領域です なのでマスキングテープを巻いてペンキが付かないようにして 避けながら塗ることにしました この方法で十分塗れます |
私の場合、ペンキをハケ塗りするので これだけ塗るところが見えてたら何も問題ありません |
まずはキャンディタワーのオリジナル万能プライマーを塗って 下地作りからです |
薄く伸ばすようにして塗ります 乾燥したら二度目を塗って よりしっかりとした下地を作ります |
さて戦車色塗装です 使うのは ミリタリーペイント アーミータンクグリーン |
ハケで上から叩くようにして塗っていきます トントントン・・・・・ |
ハンドルのついでに メーターも同色で塗っちゃおうってことで 思いつきで行きました |
こんな感じでハンドル全体の塗装が無事完了 ハンドルを外さずにうまく塗れるのかなーと ちょっと不安もありましたが 実際にやってみると簡単です 全く問題なく塗れました |
メーターも同色になると一体感が出てイイ感じに! |
乾燥するとザラザラした質感になって鉄っぽい見た目に |
フレーム、ハンドル周りの塗装が完了して どんどん全体が戦車色になっていきます そうなると元々の色のところがまた気になり出します 中でもこの白いリバーバータンクはよく目立つから なんだかなーといじってると 経年劣化で割れてるのに気がつきました これは交換しないと行けないんですが 今回はあえてタミヤのエポキシパテを使って 補修してみたいと思います |
これは何するものか?っていうと 固まるとプラのように 樹脂になるという粘土タイプのパテなんです |
中にはこんな風に2色のパテが入っていて 同じ量だけをそれぞれ手にとって |
これを混ぜるんです |
すると造形用のパテが完成 24時間経つとカチカチに固まるので それまでに好きな形にしておくってわけ |
今回は穴が空いてるスペースがかなり大きいので 先にテープで大ざっぱに補修しました 引越の時なんかに使う養生テープです |
こんな感じでザックリと貼りつけて フタをしました この上からエポキシパテを盛ります |
伸びが良いけど固さもあって形を作りやすいので このパテはすごくオススメです フィギュアとかで割れちゃって部品がないとかあるでしょ! ああいうのもすべてこのパテがあると補修できちゃうからね 割れたタンクが補修できました |
このパテの使い勝手の良いところ この後にカチカチに固まった状態から たとえばカッターで削ったり、 ヤスリを掛けて丸みをつけたり・・・・ 何でもできちゃうの 私は今回はミリタリーっぽいので このボコボコのままをあえて使いました |
リザーバータンクの下にはラジエターカバーが見えます ココも意外とよく目立つ部分なので マフラーと一緒に黒でキレイに塗り直したんですが んーこの部分も戦車色の方が カッコイイんじゃない!って思いだして・・・・ |
ガマンできずに塗装することに |
さっき黒に塗ったばかりですが さっそくヤスリを掛けて塗装を落とします |
キャンディタワーのオリジナル万能プライマーを塗って 塗装の下地を作ります |
薄く全体を塗ればOK |
一緒に先ほどのリザーバータンクも塗っちゃいます |
同じように万能プライマーを塗って 塗装用の下地を作ります |
ミリタリーペイント アーミータンクグリーンで 戦車色に塗装です |
ハケで上から叩くようにして塗装していきます |
リザーバータンクも同様 エポキシパテは上から塗装も問題なくできます |
ステンシル文字を入れて行きます |
サビ塗装の塗料のホワイトを 筆を使って入れることにしました |
上から筆で叩くようにトントントン・・・・・ 筆の塗料をしっかりと落としておかないと ベッチョリ付いて失敗しますので 必ずパレットの上で塗料を しっかりと落としてからスタートしてください |
リザーバータンクも同じようにステンシルを入れました 全体がヒビヒビになってるでしょ これは私が24時間の硬化を待たずに 無理矢理、 上から塗装したので水分が含まれていたところに 塗料が載らないで乾燥した結果です |
ちなみにパテを盛ってから1時間も待ってません(笑) このままサビさせたらイイやって乱暴な発想で考えてましたが ミゾにブラウンがキレイに入りきらず、 白い線が所々目立つので 結局、もう一回、この上から戦車色を塗って ステンシル文字を入れ直すはめに・・・・・ 教訓 ルールを破ると二度手間になります |
こちらは作業順調 サビ塗装の塗料のラスティブラウンで錆を入れていきます |
サビ塗装の乾燥を待ってる間に ハンドル周りを元にもどして行きます ブレーキレバーは2本のプラスネジで固定されてるだけなので 元に戻すのも簡単 取り付け位置はハンドルバーに穴が空いてるので そこへ凹凸を合わせると 元の位置に付けれるようになってます 外しただけだから、調整なども一切ありません |
塗装されて新車のようになったステップボードも取り付けます ボルト8本とプラスネジ2本で取り付け こちらもメチャクチャ簡単です |
ピッカピカ |
新車の時、足元ってこんな感じだったんだろうね 見た目が最高に気持ちいい! |
フロントのカバーを取り付けていきます これもカバーとカバーを合わせて プラスネジで固定するだけ |
ラジエターカバーも取り付けて完成 あとはシートカバーを貼り替えたら 想像通りのマシンに仕上がります |