「愛犬・愛猫が元気に走り回っているから、まだ若いと思っていませんか?」
毎日元気に走り回って、ごはんをしっかり食べている姿を見ると、「まだシニアじゃないよね」と感じるかもしれません。
でも実は、7歳前後から“見えない老化”が始まっていること、ご存じですか?
目に見える変化がなくても、体の中では少しずつ機能の低下が進んでいます。
まだ若いから大丈夫」と思っている今こそ、シニア期のケアを始めるタイミングなのです。「シニア期って、何歳からだと思いますか?」
多くのペットオーナーさんが「10歳~12歳くらいからかな?」と考えているようです。
でも、実際には犬も猫も7歳前後からシニア期に入るといわれています。
このギャップの理由は、“気づきやすい見た目の変化”が10歳~12歳頃あらわれる一方で、“見えない老化”は7歳前後から静かに始まっているからなんです。
「元気そうだからまだ大丈夫」と思っているうちに、体の中では老化が進行しているかもしれません。
だからこそ、“見えない変化”に気づいて、早めのケアを始めることが大切です。
見た目は若くても、体の中ではこんな変化が起きています。
認知機能のトラブルについて
年齢を重ねるにつれて、愛犬・愛猫の行動や反応に「なんとなく変わってきたかも…」と感じることはありませんか?
認知機能との関係性で特に注目されているのが、活性酸素の影響です。
活性酸素は、運動・ストレス・紫外線などの刺激によって体内で発生し、細胞や遺伝子を傷つけることで知られています。
脳は長鎖多価不飽和脂肪酸で構成されているため、酸化ストレスの影響を受けやすいと考えられています。
体内にはもともと活性酸素に対応する仕組みがありますが、年齢や生活環境によってそのバランスが崩れやすくなることもあるため、食事から抗酸化成分を取り入れることが望ましいとされています。
抗酸化成分には、以下のようなものがあります。
▶ビタミンE・C、ルテイン、タウリン、ポリフェノール、リコピン
これらはそれぞれ異なる場所・異なる仕組みで働くため、複数の成分を組み合わせて摂取することが効果的と考えられています。
その他に、認知機能に関わる栄養素として以下のような成分も注目されています。
▶フォスファチジルセリン(犬)、L-トリプトファン認知機能の健康を維持するためにも、抗酸化成分や脳の働きをサポートする栄養素をバランスよく含んだフードを選ぶことが大切です。
筋肉のトラブルについて
年齢を重ねると、愛犬・愛猫の筋肉量や筋力に変化が現れてくることがあります。
「体重は変わっていないから大丈夫」と思っていても、筋肉が減っている可能性もあるんです。
筋肉が減ることで、動きが鈍くなったり、食欲が落ちたりといった日常のちょっとした変化につながることもあります。
こうした状態は、“フレイル”と呼ばれる段階に近づいているサインかもしれません。
フレイルとは、健康と要介護の間にある“虚弱”状態のことです。加齢にともなって体力や筋力が低下し、活動量や食欲が落ちてくるような状態を指します。
この状態は放っておくと進行することがありますが、適切なケアや栄養、運動によって健康な状態に戻ることも可能とされています。
- 犬は栄養と運動が大事
- 猫は体重の変化に注意
-
高齢になると、筋肉量が減りやすくなる傾向があり、フレイル(虚弱)状態に近づくことで、活動量や食欲が落ちてしまうこともあります。
特に、フレイルの状態が進行すると、日々の生活に影響が出ることもあるため、適切な栄養と運動によって、健やかな毎日をサポートすることが大切です。 -
愛猫では、12歳以降に痩せ気味になる傾向が見られます。
特に、筋肉が減ることは、健康維持に影響を与える必要があるため注意が必要です。
例えば、100gの筋肉量が減ることで、健康に関する指標に変化が見られる可能性があるという報告もあります。
そのため、筋肉の健康を維持するための食事選びが重要です。
腎臓のトラブルについて
年齢を重ねるにつれて、愛犬・愛猫の腎臓の働きにも少しずつ変化が現れてくることがあります。
「最近、水をよく飲むようになったかも」「トイレの回数が増えた気がする」——そんなちょっとした変化、気づいていますか?
腎臓は、体の中の老廃物をろ過して排出する大切な役割を担っています。しかし、年齢を重ねることで、体の中のバランスが少しずつ変わり、腎臓の働き方にも変化が見られるようになることがあります。
関節のトラブルについて
「最近、階段をためらうようになった」「ジャンプの回数が減ったかも」
こうした変化の背景には、加齢にともなう関節や軟骨の状態の変化が関係していると考えられています。
特に、愛犬や愛猫は痛みを隠す傾向があるため、飼い主が気づきにくいこともあるんです。
関節の健康を維持するためには、軟骨組織をサポートする栄養素を食事から取り入れることが大切です。
心臓のトラブルについて
年齢を重ねると、愛犬・愛猫の心臓の働きにも変化が見られることがあります。
心臓は、全身に酸素や栄養を届ける大切な役割を担っているため、高齢期にはその働きをサポートするケアがより重要になると考えられています。
特に高齢期には、心臓にかかる負担が増えやすくなることがあるため、日々の生活の中で、無理のない運動や、心臓の健康を意識した食事選びが大切です。
ずっと元気でいてほしいから、今からできることがあります。
愛犬も、愛猫も、何気ない毎日を支えてくれている存在です。
この毎日がずっと続いてほしい。
そう願う気持ちは、きっとみんな同じですよね。
見た目は変わらなくても、体の中では少しずつ変化が始まっています。
7歳から始めるケアが、10歳以降の生活の質を大きく左右するかもしれません。
「まだ若いから大丈夫」ではなく、「今が始まり」と考えてみませんか?
今日の気づきが、未来の笑顔につながっていきますように。シニア期のケア、ロイヤルカナンで始めてみませんか?
ロイヤルカナンのシニア用フードは、中高齢期用と高齢期用の2種類があり、長く続くシニア期の中でも、特にぴったりのケアができるのが特長です。
特定の犬種に合わせたシニア用フードや、避妊・去勢後の猫のためのシニア用フードもご用意しています。
ロイヤルカナンの商品で、シニア期のケアを始めてみませんか?




7歳前後から始まる“見えない老化”は、少しずつ体の機能や行動に影響を与えはじめます。
下の図では、加齢にともなって起こりやすい目に見えにくい健康上のトラブルをまとめています。
「うちの子に当てはまるかも…」と思ったら、今こそケアを始めるタイミングかもしれません。
▼気になる項目をクリックすると、それぞれの変化について詳しくご覧いただけます。