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子猫を拾った・保護した時の動物病院、月齢の確認方法、必要グッズのご紹介

赤ちゃん猫を拾った・保護した時の動物病院、月齢の確認方法、必要グッズのご紹介

母猫とはぐれてしまった子猫を拾った場合、適切なケアを行うことで安全で健康的な生活を提供できます。この記事では、拾い猫を迎えるための準備から、動物病院での診察、自宅でのケア、安全な環境づくりについて詳しく解説していきます。

このような方におすすめです
  • 母猫とはぐれてしまった子猫を保護したが、どう育てればよいかわからない
  • 子猫を迎えるための準備方法必要なケアを知りたい方
  • 拾い猫の健康管理や安全な環境作りについて学びたい方

拾い猫を迎える準備をする

拾い猫を迎える社会的責任

上を見上げる子猫

猫を保護することは命を救う行為ですが、それに伴う責任も生じます。
適切な医療ケアを受けさせること、飼育環境を整えること、終生飼育する覚悟を持つことが大切です。
もし自分で飼えない場合は、責任を持って信頼できる里親を探しましょう。
避妊・去勢手術の重要性も理解し、適切な対応を取ることが求められます。
拾い猫を家に迎える前に、まず以下の準備を整えましょう。

子猫の安全な居場所の確保・先住猫がいる場合の注意点

毛布の上の2匹の子猫

先住猫がいる場合は、隔離できる環境を作りましょう。
先住猫から子猫への感染、子猫から先住猫への感染、どちらも注意しなければいけません。 隔離は、飼育する部屋を分けた隔離が望ましいです。また猫を触ったあと、手を洗う・服を着替える・消毒をするなどの徹底や、先住猫のワクチン接種・ノミダニ予防をすませておく事も大切です。
お世話するときは、先住猫ファーストで、先住猫→子猫の順でお世話をするようにしましょう。先住猫は感染症をもっている可能性は低いですが、新しく迎え入れる子猫が病原菌をもっている可能性は未知数なためです。

拾ったばかりの子猫は警戒心が強く、ストレスを感じやすいため、静かで落ち着けるスペースを作ることが重要です。
キャリーケースや段ボールにタオルを敷いて安心できる環境を用意しましょう。

哺乳期の子猫を拾ったら…大切な4つのポイント

病院につれていく
寄生虫・感染症のチェック
獣医と子猫
あたためる
赤ちゃん猫※4週未満
体温調整が苦手
毛布にくるまれて眠る子猫
食事を与える
哺乳期の低体温症に注意
ミルクを飲む子猫
飼育環境を整える
先住猫がいるなら検疫も
室内で飼われている子猫

動物病院へつれていく

拾った猫の健康状態を確認するため、早めに動物病院へ連れて行きましょう。
猫風邪や皮膚病、寄生虫(ノミ・ダニ・回虫など)の感染可能性もあるため、獣医師に診てもらうことが大切です。
必要に応じてワクチンを接種しましょう。

自宅でのケア方法

子猫が快適に暮らせるように、日常的なケアを行いましょう。

体温管理

生後4週未満の赤ちゃん猫は体温調整が苦手なため、体温管理が重要です。週齢ごとに最適な室温も変わります。

体温の測り方

検温中の子猫

ペット用の体温計をおしりの穴にいれて測ります。
ペット用の体温計がない場合は、人間用の脇の下で測るタイプの体温計でも代用が可能です。
非接触型の体温計の場合は、おでこではなく、おなかで測るようにしましょう。

まず体温の回復

毛布にくるまる猫

子猫の体温(直腸温)が35度未満だと低体温症の危険があります。
まず体温の回復をしましょう。一定の温度に保つことができるペット用ヒーターマットの活用もおすすめです。38度前後のお湯をいれたペットボトルにタオルを巻くことで簡易ゆたんぽにできます。

食事管理

猫の月齢に応じて必要な食事が変わっていきます。
子猫の場合はミルクや離乳食から始め、成長に合わせてキャットフードに移行します。
猫の月齢の見分け方は大きく2つあり、1つは「歯」、もう1つは「体重」です。

月齢の見分け方 その1

”歯”を見てみましょう

前歯と犬歯が生えていれば、離乳食が開始できます。
奥歯が生えていれば、成長後期用へのフードへと移行しましょう。

歯の状態をチェックされている子猫
子猫の歯の生える時期 乳歯 永久歯
切歯(前歯) 2~4週 3ヵ月半~4ヵ月
犬歯 3~4週 5ヵ月
小臼歯(奥歯) 4~8週 4ヵ月半~6ヵ月
臼歯(奥歯) - 4~5ヵ月

※母猫不在の場合、生存のために早くから歯が萌出することもあります

月齢の見分け方 その2

"体重測定"をしてみましょう

体重測定は大切な成長の指標となります。
赤ちゃん猫のうちは、毎日増加することがあたりまえ。減少する、または2日続けて増えない場合は要注意です。

ボウルに入って体重測定中の子猫
子猫の標準的な体重
週齢(生まれてから何週目か) 体重
生まれたて 100g前後
1~2週齢 150~200g
2~3週齢 200~350g
3~4週齢 300~450g
4~5週齢 400~550g

保護される子猫は十分に食事がとれず痩せていることもあるため、目や耳の開き具合、動き方などをみて総合的に月齢を判断します。動物病院を受診した際にきいてみるといいでしょう。

月齢がわかったら

3つの成長段階に合わせて
”フード”を選びましょう

誕生~離乳期 生後ヵ月齢まで

ベビーキャット ミルク

出る量を調節できる便利な哺乳瓶付き

成長前期 離乳期~ヵ月

マザー&ベビーキャット(ウェットフード)

食べやすいムース状

生後ヵ月齢

マザー&ベビーキャット(ドライフード)

ふやかして離乳食としても利用可

成長後期 生後ヵ月齢~12ヵ月齢

キトン(ドライフード)

トイレのしつけ

生後4週を過ぎると自分で排泄できるようになります。
猫砂を入れたトイレを用意し、猫が自然に使えるように誘導することが大切です。
清潔に保つため、こまめに掃除を行いましょう。

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安全で健康的な環境を作る必要グッズ

猫が安心して過ごせる環境を整えましょう。

トイレ
大きめ(体長の1.5倍がおすすめ)。静かな場所に設置しましょう。猫の数+1個あると安心です。
猫砂
様々な種類があるので、猫砂ビュッフェの購入がおすすめです。
キャットタワー
猫は上下運動を好みます。最初は低めからがおすすめです。
おもちゃ、遊び
猫は天性のハンターです。飽きないようにローテーションできるとよいですね。誤飲には注意!
隠れ場所、ベッド
柔らかく居心地のよいものを準備してあげましょう。

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まとめ

拾い猫を育てることは責任が伴いますが、適切なケアと環境を整えることで、子猫との生活はより充実したものになります。
健康管理をしっかり行い、安全で快適な暮らしを提供することで、子猫も安心して過ごせるようになるでしょう。

この記事の監修者

ロイヤルカナン学術部獣医師 平瑛美

ロイヤルカナン額呪物部獣医師 平瑛美

一頭でも多くの犬と猫の健康を実現するために各種セミナーや社員向けトレーニングを行っている。