|
|
|
|
水槽を水で軽く洗ったあと、しっかりとした水平な台に専用マットを敷き水槽をセットします。
昼と夜で極端に温度差がある場所や、ドアの近く等人の出入りが激しい場所、テレビなど電気製品の近くに置くのはやめましょう。
|
サンゴ砂をお米を研ぐ要領で洗い、水槽に2〜3cm程度の厚みになるようにセットします。
ばくとさんどなどのバクテリア付き底床を使うと立ち上がりが早いです。その場合洗わずに直接敷きます。
|
人工海水を作ります。バケツに使用する水量分の海水の素と少し少なめの水を入れて完全に溶けるまで良くかき混ぜます。
天然海水なら手間無く使用できて便利です。 |
|
|
|
次に比重を計測しながら適性値になるように少しづつ水を入れて薄めていきます。
ガラスのボーメ度の場合赤いしるしに海水が合うように、ワンタッチ式の場合は1.022程度になるように調整します。
人工海水を塩素中和剤が含まれていない場合は、この時点でカルキ抜きも入れておきます。 |
砂が舞わないように静かに海水を水槽の八分目ぐらいまで入れていきます。 |
フィルターを組み立て水槽にセットします。フィルターは適合水槽よりワンランク大き目の機種がおすすめです。 |
|
|
|
クマノミは熱帯性の海水魚ですので、ヒーターが必要です。水槽の底面に水平になるようにセットし、チェック用の水温計も見易い場所に貼り付けます。
その反面、28℃を超える暑さにも弱いので夏場はファンやクーラーも必要となります。 |
ライブロックをセットします。ライブロックはサンゴの死骸に石灰藻などの微生物が付着した水質浄化作用がある岩のことです。
海水を入れた別の容器で軽くすすいだ後、腐敗臭がしないかチェックし、水槽に入れます。今回はSサイズを1キロ分用意しました。
|
残りの海水で水槽を満たした後器具の電源を入れて動作チェックをします。 |
|
|
|
|
このまま2週間ほど空回しをして水をきれいにするバクテリアが繁殖するのを待ちます。バクテリアの働きの指標でもあるアンモニアや亜硝酸を測定することをおすすめします。 |
水質に問題が無いようでしたら、いよいよ生体を追加します。
購入した生体は水合わせをして水槽に放します。今回は主役のカクレクマノミ2匹のほか、クリーナー部隊としてターボスネール、リュウキュウムシロガイ、ユビワサンゴヤドカリを仲間に入れました。 |
彩りとして育てやすいサンゴであるスターポリプ蛍光グリーン、カワラフサトサカライトグリーン、ケヤリ紅白を入れました。魚より水質の変化には強いですが、温度合わせぐらいはしてから入れましょう。 |
|
|
|
最後に照明をセットします。海水水槽は青と白の組み合わせがよりきれいに見えます。点灯時間は8時間程度。海水の飛び散りを防ぐ為フタも必ずセットしましょう。 |
餌は翌日から与えます、食べ残しは水を汚しますので少しづつ与えます。 |
フィルターは設置していますが水質の良い環境を保つ為には水換えが必要です。週に1度1/3程度交換します。比重と水温のチェックをお忘れなく。 |