読みもの:廃盤、取り扱い終了のファブリック

個性的なデザインと色彩で私達を楽しませてくれるファブリック。
季節の流れとともに次々と新しいデザインが生み出されています。
新たに生み出されていく一方で、中には惜しまれつつも廃盤となったデザインも…。

今回はそんなファブリックにスポットを当ててご紹介します。

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森の動物達に誘われて。

※2014年日本限定カラー
デザイナー:Aino-Maija Metsola(アイノ-マイヤ・メトソラ)

2013年に発表されたデザイン。
秋や冬を思わせる鮮やかな赤が広がる森に
冬眠をひかえた動物たちがゆったりと過ごしています。

月明かりに照らされ元気に駆けまわったり、すやすやと眠ってみたり。
冬眠から目覚めた後に広がる春の風景を想像して、楽しそうに会話を
しているのかもしれませんね。

赤を基調とした色彩とユニークな動物たちが愛らしいデザインなので
これからの秋冬、お子様のお部屋にもぴったりです。

春の陽気に包まれるお花畑。

※2015年春夏限定カラー
デザイナー:Maija Isola(マイヤ・イソラ)

marimekkoの生地と言われて、まず思いつくのがこのお花ではないでしょうか。
発表から50周年を迎える今もなお変わらず愛され続けるこのデザインは
季節とともにさまざまな色に姿を変え、私達の心をより一層惹きつけます。

どこか桜を思わせるような淡い色と落ち着いた2色のピンクが調和して、
絶妙なコントラストを演出しています。

程よい大きさの柄のため、カーテンやシェード等にお使いいただくことで、
室内がぱっと華やぎ、暮らしに彩りを添えてくれます。

母から娘へと引き継がれるウェディングローズ。

※2015年夏限定復刻
デザイナー:Maija Isola(マイヤ・イソラ)&Kristina Isola(クリスティーナ・イソラ)

1964年に発表された名作ともいえるデザイン。
「田舎のバラ」という意味のとおり、どこか懐かしさを感じる優しいタッチで描かれています。

母のマイヤによって生み出されたこの薔薇は後に娘のクリスティーナにより
薔薇を小さくした「VIHKIRUUSU(ヴィキルース)」となって新たに生まれ変わりました。
親子の想いが込められた薔薇は色褪せることなく、世界中のファンを魅了し続けています。

1本の薔薇そのものが美しいデザインなので、ファブリックパネルにすれば
それだけで素敵なインテリアの完成です。

明かりの灯る、夜の路地。

※2014年秋冬限定
デザイナー:Aino-Maija Metsola(アイノ-マイヤ・メトソラ)

2013年に発表されたデザイン。
KUJILLA(クイッラ)とはフィンランド語で「路地」という意味。
夜の静かな町並みにポツポツと灯る明かりが幻想的です。
寒さの厳しい北欧。暖かい部屋と家族に囲まれてどんな話をしているのでしょうか?

やわらかいタッチで描かれている家々と光を表現している白のコントラストが美しく、
一見すると幾何学のようなデザインにも見えます。

同系色ですので派手すぎないため、スカートやワンピースとしても◎

自然が息づく小さな島のぬくもり。

※当店にて取扱終了予定
デザイナー:Aino-Maija Metsola(アイノ-マイヤ・メトソラ)

アイノ-マイヤ・メトソラがこよなく愛した小さな島「ユルモ」。
丸い小石や小さな砂、地層を連想させるようなデザインです。
ありのままの雄大な自然、穏やかな風や時には荒々しい風景が
彼女のインスピレーションを高めていったのかもしれません。

決して派手ではない落ちついたグレーですが、不規則なドット模様が
アクセントとなりシーンを問わず使えます。
大きな柄を活かしたナイトカーテンや、ベッドリネンなどに最適です。

みずみずしさが澄み渡る、レモンの香り。

※2015年春限定
デザイナー:Aino-Maija Metsola(アイノ-マイヤ・メトソラ)

レモンツリーがモチーフとなっている爽やかなファブリック。
色とりどりの花やフルーツが一面に広がり、心を弾ませます。

テーブルクロスとして広げたなら、たちまち地中海の陽気がふりそそぐお庭に大変身。
マリメッコならではの発色の良いデザインが食卓に華を添えてくれます。

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