シュールで、エロチシズムな香り漂うオトナの世界へようこそ
かつて、レコードからCDに主役が移り変わる時、ジャケットデザインは大きく変化をもたらしました。 レコードの大きなサイズだからこその迫力や細工は、CDサイズになったことでそのデザインの質はガラリと変わりました。 あの時のレッドツェッペリンのフィジカル・グラフィティのような細工や、キングクリムゾンの迫力は影を潜めてしまったのです。
レコードからCDを経てダウンロードになるまで、ほんの20数年くらいの出来事です。 ふとそんなことを考えた時、この現代、下着は身にまとうレコードジャケットのような存在かもしれません。 大胆なデザインであったり、繊細なデザインであったり、大きなキャンバスのように自由で溢れているのです。
まるでCDを買うように、絵画を観ているように、デザインを楽しむこともありだと思います。 シュールなデザインやエロティックなデザインは日常に変化をもたらしてくれるものであってほしい。 人によっては、勝負パンツとして見られることを考えながら選ぶこともあると思います。
蠱惑的なデザインを身にまとうことで心の中になにか普段と異なる感情が高ぶってくる。 その感情が言動や行動の枝葉末節として影響をもたらすことがあるのです。 今回このおとなパンツ展では、おとなのデザイン、シュールなデザインを中心にセレクトしてあります。
ようこそ、おとなパンツの世界へ・・・。