
◇賢く選んでキレイになる〜配合成分を知ろう〜 化粧品の容器には、必ず配合成分が表示されています。 なんとなく選ばずに、成分を確認して選ぶようにすれば、だんだん化粧品選びが上手になるはずです。 |
◇保湿成分 -Moisturizing factor- ひとことで「保湿」といっても水分維持の仕方は様々です。 乾燥が気になる人には、「セラミド」、「ヒアルロン酸」などが効果的です。 |
K e y w o r d | 水をはさみ込んで逃さない保湿成分 |
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水をサンドイッチ状にはさみ込んで、逃さずに維持する性質をもつ成分です。 | |
◇セラミド 角質細胞間脂質(→基礎化粧品のポイント)の一種で、とても高い保湿力をもつ代表的な保湿成分です。 水分をはさみ込んでサンドイッチ状の構造をつくる性質があり、肌の角質層に水分を閉じ込め、持続的に保ちます。 |
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◇スフィンゴ脂質 セラミド以外の角質細胞間脂質をこう呼びます。 セラミドに近い成分で、人の肌になじみやすいのですが、保湿力はセラミドの方が勝ります。 |
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◇レシチン 大豆から取れる成分で、セラミドと同じようにサンドイッチ状の構造をつくる性質があります 原価の高いセラミドに比べて安価ですが、保湿力はセラミドより若干劣ります。 |
K e y w o r d | 水分を多く含んで逃さない保湿成分 |
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水分をたくさん抱え込んで、維持する性質を持つ成分です。 | |
◇ヒアルロン酸 皮膚の真皮にもあるゼリー状の物質で、保湿力が高く、乾燥した空気の中でも水分を逃さない性質があります。 質量にして約200〜600倍の水分を蓄える力があるといわれています。 |
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◇コラーゲン 皮膚の真皮にあり、肌の弾力を保つ働きを持つ繊維状の成分です。 化粧品に配合されているのは、表皮の保湿力を保つためのものです。真皮までは浸透しません。 |
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◇エラスチン コラーゲンと同様に、真皮にある繊維状の成分です。 化粧品に配合されているのは、表皮の保湿力を保つためのものです。 |
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◇ヘパリン類似物質 液中にあるヘパリンという成分に水分含有力があることが分かり、類似の成分を保湿成分として応用するようになったものです。 医療の分野でも保湿剤として使われています。 |
K e y w o r d | 吸湿力のある保湿成分 |
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水分を吸収して結合する性質を持ちますが、湿度が低いと保湿力が低下してしまうのが難点です。 | |
◇天然保湿因子(NMF) 角質細胞内にある保湿成分です。アミノ酸、尿素、ピロリドンカルボン酸など色々な種類があり、保湿力はあまり強くありませんが、さらっとした使用感で肌になじみやすいのが特徴。 |
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◇PC(プロピレングリコール)、グリセリン、1.3BG(プチレングリコール) アルコールの一種で、吸湿力があります。 様々な化粧品に配合されていますが、保湿力はそれほど高くありません。 |
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◇鉱物油 石油を精製してつくられるオイルです。クリームや乳液によく使われます。 石油というと肌に悪そうに思われますが、精製する過程で不純物が取り除かれているので、心配は要りません。 |
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◇植物油 ホホバオイル、オリーブオイル、アボガドオイル、マカダミアナッツオイル、椿油など、植物から抽出した天然のオイルです。 |
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◇動物油 ミンクオイル、スクワランオイルなど、動物から抽出したオイルです。 |
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◇流動パラフィン(ホワイトミネラルオイル) 石油から得た炭化水素類の混合物です。ロウのような質感です。 |
★もっと知っておきたいこと!! |
Mini Columu | セラミドってどんな成分? |
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セラミドは、保湿成分の中でも、もっとも保湿力の高い成分です。 セラミド配合の化粧水を使えば、肌の乾燥はたいてい解消されるはずですが、原料としてはやや高価なため、表示成分に書かれていても配合量が少なかったり、本物でなかったりする場合もあり注意が必要です。 「セラミド○○」などの後に文字がついている場合は、本物のセラミドではなく、セラミドに似た働きを持つ成分の可能性があります。 「セラミド1」・「セラミド2」と言うように数字がついているものは本物のセラミドですが、濃度が低いと保湿効果はあまり期待できません。成分表示から濃度まで知ることはできませんが、本物のセラミドが適量含まれているものは価格が3,000円以上になることが多いので、成分表示とともに価格を目安にするのも一案です。 |
Mini Columu | ヒアルロン酸ってどんな成分? |
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ヒアルロン酸は、もともとニワトリのトサカから抽出された成分で、高価な美肌成分として知られています。 しかし、現在ではバイオ技術で人工的に生産できるようになり、様々なスキンケア商品に配合されるようになっています。 粘着性があり、肌へのなじみがセラミドほど良くないという欠点もありますが、セラミドと比べると価格が安く、その割には保湿力が優れているのが魅力です。 日常的に使う保湿成分として、美容液などで上手に取り入れると良いでしょう。 |
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