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帯について、よく頂く質問を集めました。お問い合わせいただく前にご参考ください。

帯の基礎知識

Q:帯の結び方はいろいろあるのですか?
大きく分けるとお太鼓結びと変わり結びに分けられます。現在はお太鼓結びが主流で、変わり結びは、振袖で可愛く華やかに結ぶもので、結び方はたくさんあります。
Q:帯のお手入れはどのようにしたらよいですか?
着用された後は軽く手でシワを伸ばして陰干しをしてください。 直射日光では、干さないでください。箔やけや絹やけによって変色しますのでご注意ください。おしまいになる時は、太鼓、腹紋の部分をできるだけ、ずらしてたたんでください。
Q:雨の日などに使用した場合はどうしたらよいですか?
雨や飲み物など水気が付いたときは乾いた布などで軽く押さえるように拭き取ってください。金銀糸、箔などについた場合、放っておくと金属やけが発生する恐れがあります。専門業者に整理直しに出されることをお勧めいたします。
Q:しばらく使用しないが、そのままでもよいですか?
季節の変わり目位に最低でも一年に4回くらい湿度の低い時に箪笥から出して風を通すことをお勧めします。
Q:カビが生えたのですが、どのようにしたらよいですか?
カビが生えると染み抜きをしても落ちない場合があります。生えた場合は、専門業者にご相談ください。湿気の多い場所や風通しの悪いところでの保管を避け予防に心がけてください。
Q:保管はどのようにしたらよいですか?
おしまいになる時は、ビニール袋の使用や購入時に付いているしわ防止の為の厚紙を避けてください。又、におい袋を直接置いたり帯に香水をかけたりすることはおやめください。金銀糸箔のある部分には、薄紙をあてておしまいすることをお勧めいたします。硫黄分を含んだものに触れると変色の原因になることがあります。 ※硫黄分を含んだもの・・ゴム製品・マッチ・口紅・香水・漂白用紙など。
Q:しわを伸ばしたいけれどアイロンは使ってもよいですか?
高熱アイロンは金銀糸箔を傷めますので使用しないでください。ご使用になる場合は、あて布をして低温にてご使用ください。
Q:川島織物の帯を持っているのですが、本当に川島の帯でしょうか?
川島織物の製造の証は、手先、タレ先に三本線が織り込まれています。 関西仕立てでは、三本線が外見から見えるように仕立てられています。又、関東仕立てでは、外見では見えないように織り込んでしまいます。ほとんどは“のぞき”といってひっくり返すと三本線が見えると思います。
Q:古い丸帯を譲り受けましたが使えますか?
今日では丸帯は大変貴重な商品でありますので、ご使用される場合は、袋帯の用途と同様にお使いください。又、場合によっては、裏と表を切り離し、裏無地を付け、2本の袋帯としてご使用になることもできます。
Q:帯を購入したいのですが、どれくらいの価格がよいのか教えてください。
当社とお取引をしている販売店においては、着物の価格の7割位であったり、いろいろな着物に対応が可能である特性上と寸法が変わらないということもあり、着物と同等以上のものをお勧めするケースがあります。
Q:帯の柄の種類はたくさんありますが、婚礼にふさわしい柄はどのような柄ですか?
帯の柄は無限にあります。婚礼にふさわしい柄は、おめでたい席ですので、吉祥紋様が代表的な紋様であると考えます。又、格式を重んじて正倉院紋様や有職紋様などもふさわしい柄といえます。但し、一番大事なことは、お着物に映えることが大事です。
Q:少し体格が良くて柄がうまく出ないのですが、よい方法はありませんか?
最近では、日本人の体格が大きくなり、柄が出にくいということを聞きますが、当社の場合は、購入の際に申し付けていただければ、長さの調整をして織り上げることができます。又、お持ちの帯の場合は、足し布をすることをお勧めします。料金はかかりますが、帯地の地色に合わせた足し布も可能です。
Q:綴帯を留袖に締めてもよいですか?
綴織は織物の格としては高い織物ですので、八寸綴なごや帯でも締めてかまいません。しかし、最近では、おめでたい席では、袋帯が主流であり二重太鼓でなければ、おかしいという風潮になってきていますので、できれば無難な袋帯を締めることをお勧めします。
Q:振袖用の帯を持っていますが、結婚しても使ってよいですか?
問題ありません。基本的に振袖用の帯と一般袋帯は、柄の華やかさなどの違いはありますが、柄の問題であり、お着物に合って映える帯であれば、むしろ、お使いいただきたいです。昨今では着物を着る機会が少なくなっていますので、長い間締められる柄をお勧めするケースが多くなっています。
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