草刈機(刈払機)にはコード式、充電式、エンジン式の動力タイプがあります。
動力タイプの特徴を比べてみましょう。
[コード式]
家庭向けの扱いやすい草刈機です。
メリット
・軽量タイプが多く、女性でも扱いやすい
・燃料切れの心配がなく、長時間の作業が可能
デメリット
・エンジン式に比べてパワーが弱い
・コードが届く範囲しか使えず、コードの切断に注意が必要
[充電式]
使用場所を選ばずに手軽に扱える草刈機です。
メリット
・持運びしやすく、コードが邪魔にならず作業がしやすい
・作業音が静か
デメリット
・作業時間が短いものもある
・バッテリの充電が必要
※バッテリの性能が向上し、電圧や容量によりエンジン式と同等の使用感になってきているので
充電式がおすすめです。
[エンジン式]
業務用としてよく使われている草刈機です。
メリット
・馬力があり、ほとんどの雑草を刈り取れる
・多少の雨なら使用できる
デメリット
・動作音が大きい
・燃料のガソリンの補給や管理が大変
[両手ハンドル(Uハンドル)]
持ち手がU字になっており、両手でハンドルを持つタイプのハンドルです。
刃を平行に動かして刈っていくので、平地や畦など幅広い用途に適しています。
自由度は低いですが作業者と刃先が一定の距離を保つため比較的安全な形状です。
[ループハンドル]
シャフトに円形状のハンドルが取り付けられているタイプの刈払機です。
縦方向に動かしやすいのが特徴で平坦地から斜面や狭い場所まで幅広く対応できます。
比較的柔軟度は高いですが、刃先が作業者に近づく危険性もあります。
[2グリップハンドル]
シャフトにグリップが取り付けられているタイプのハンドルです。
直接棹を動かすので、細かい場所での作業に適しています。
逆に平坦地を刈るのには不向きです。刃先が近づきやすく誤った使用方法をすると危険です。
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刈払機にはロータリー式とリール式の刈刃タイプがあります。
刈刃のタイプ別に特徴を比べてみましょう。
[ロータリー式]
スピーディーな芝刈りにならロータリー式。
メリット
・長く伸びた芝もカットできる
・すり合わせ調整が不要で刃の交換が簡単
デメリット
・芝の切り口が変色することがある
・短く刈りにくい
・音がうるさい
[リール式]
キレイな仕上がりならリール式。
メリット
・芝を傷めず、仕上がりがキレイ
・音が静か
・短く刈れる
デメリット
・長い芝、雑草の刈込は効率が落ちる
・刃のすり合わせ調整が必要