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ニットの収納・保管方法

ニットを食べる害虫は数種類。春にはすでに活動を始めています。
そのため、保管時は、「栄養(汚れ)を残さない」「虫好みの湿度にしない」「防虫剤を置く」の3点に気をつけましょう!

収納までの流れ

汚れを残さない

1度でも袖を通したものは、衣類に応じてクリーニング・洗濯し、ほこりや汚れ、シミなどを洗い出しましょう。
特に湿気はニット製品の大敵です。クリーニングに出したあとは、必ずビニール袋から出して収納してください。
※ 洗濯後は完全に乾かしてから保管しないと、カビや変色の原因になるので注意!

収納時の注意

収納ケースの大きさ、深さをチェックし、その大きさによってたたみ方を使い分けます。
 深いケースなら積み上げますが、浅いケースなら立てて収納するとシワ防止には有効です。9割以下を目安に収納しましょう。

着たときに目立つたたみジワは、胸や襟、二の腕部分によくできます。
 少しでもシワを防ぎたいという方は、薄手のニットでもできるだけ大きくたたみ、
 折り目のところに丸めた白い紙などで芯を入れてあげると良いでしょう。

しまう順番は、シワと虫対策両面から優先順位を考えます。
 湿気を含みやすいウールや、シワになりやすい素材は上の方へ収納しましょう。
 モヘアなどは他の衣類に毛がつきやすいため、薄い紙で仕切りをしてあげるとGood!

防虫剤・除湿剤を入れる

ニットを保管する際は、防虫剤と除湿剤を必ず入れましょう。

防虫剤のガスは空気より重いといわれているため、箱の四隅だけでなく、衣類の上に置くと効果的。(袋に入っている防虫剤の場合)
※大事な衣類には直接触れないように注意しましょう。

防虫剤のガスが行き渡るように、衣料品をたくさん詰めこまないことも大切です。
 詰め込みすぎると、湿気がこもりやすくなり、防虫剤の効き目が落ちるといわれています!
 衣料品をたくさん重ねる際は、衣料品の間にも防虫剤を入れると、多少の改善が見込まれます。

2種類以上の防虫剤を同時に使うと、化学反応を起こしてシミの原因になることがあります。防虫剤は1種類だけの使用がBEST!
※ただし、防虫剤の併用については、併用可能な種類もあります。注意書きに書いてありますので必ず確かめましょう。

これらが完了したら、風通しの良い押入れやクローゼットに収納しましょう。
そうでない場合は、保管期間中に1度虫干しするか、時々開けて風を通してください。

収納時のPOINT

・湿気を含みやすいウールは上へしまう
・大切な衣類は真空にできる袋に入れる
・防虫剤・除湿剤を置く
・虫干し or 時々開けて風を通す

来シーズンもおしゃれに着こなすためには、きちんと保管することが大切です。
トラブルを避けるためにも、正しい保管方法を知っておきましょう◎