大人になると好きなものがはっきりして、選ぶお洋服もそんなに変わらないような気がしていたのですが・・・ よくよく考えると、これはちょっとやめておこう、と思うようなアイテムが増えてきたように思います。 その中でも、なんとなくここ何年も敬遠していたのがプリントTシャツ。 カジュアルすぎたり、可愛らしすぎたりすると、なんだかしっくりこなくて・・・。 普段はついつい無地を選んでしまうけど、無地ばかりでもつまらない。 たまには、プリントTシャツでも着てみようかな、という時に。大人が着られるプリントT、考えてみました。
まずはベースが、大事。
見た目の好みだけでお洋服を選んでいたのはいまや昔。素材、着心地、着たときのシルエットはゆずれません。 16番手の糸を使って編み立てた、柔らかだけれどしっかりとした生地。Made in Japanの丁寧な縫製。 体のラインを拾わない、ゆったりワイドなかたち。ゆるっと楽に着られるけれど、だらしなく見えないしっかり感も魅力です。
四角か丸か、矢印か。 [モザイク]
どんなTシャツなら抵抗なく着られるか、というところから、幾何学柄と、イラストと、ロゴ、と3つのプリント案を出すことに。幾何学柄、幾何学柄・・・とあれこれ考えてみたのですが、クールな印象の柄になってしまって、可愛らしさが足りないかな・・・と行き詰まり。図形を組み合わせつつ、いろいろな形のスタンプを押したような、ちょっと手作り感のあるデザインに落ち着きました。一番さりげない、シンプル派さんに特におすすめの柄です。
どこでもない、街の地図。 [マップ]
お次はイラスト。イラストのTシャツも、いろいろなタイプがあるけれど、可愛すぎるとこどもっぽいし、おしゃれに着こなすのは難しそう。甘さを抑えた、かすれたような地図のプリントにしてみました。動物園に、博物館、図書館にコーヒーショップ。こんな街に引っ越したいな、と想像しながら。大きなプリントが主張しすぎないよう、位置は下の方にさりげなく。
ロゴだけど、主張しない。 [アルファベット]
最後は、ロゴ。ロゴTシャツって、主張しすぎるメッセージがあると恥ずかしい、と思ってしまって買えないタイプです。とりあえず、意味のある単語は入れないようにしよう、というところからスタート。アルファベットをあれこれ組み合わせて、いつのまにやら図形も加わって・・・ロゴTシャツと言えるかはわかりませんが、気負わず着られるプリントになった?かも。こっそり、ecolocoの名前を忍ばせて。よ〜く見ないとわからない(見てもわからない?)秘密っぽさが、いいかな、と。
なんとなく、楽しい気分。
無地ももちろんいいけれど、プリントTを着てみると、ちょっと気分が変わりませんか?おうちでも、お出かけの時にも、活躍させてくださいね。
担当:笠原
どのプリントが、気になります?
いや、やっぱり私は無地派・・・という方には、こちら。