着れば着るほどに、くったりと柔らかく風合いが増していく、リネンやダブルガーゼの天然素材。
褪せ感やくしゅっとしたヨレ感すらも、
1枚1枚異なる味わい深さに。
月日をかけて、わたしだけの1点ものに育てていく。経年変化のあるお洋服は、そんな楽しみを教えてくれます。
今回はスタッフ愛用のアイテムでそれぞれ経過の様子をお伝えします。




元々、洗いを強めにかけ独特の色落ちや毛羽立ちのあるエコロコのヴィンテージリネン。
さすが3・4年の愛用となると、それぞれさらなる味わい深さが出ています。 購入時期は1年の違いですが、お洗濯方法や使用頻度、さまざまな理由でそれぞれが他にはない1点ものへと育っています。 新品と合わせて比較しながら、詳しく見ていきましょう。

首回りやウエストラインのステッチ部分などに出たあたりによって、より奥行きのある風合いに。特にちちさんのリネンは全体の毛羽立ちとあたりの凹凸感により、表情豊かなリネンへと育っています。

裾や、ラップデザインの端に出てくる、くしゅくしゅっとしたヨレ感は、ナチュラルでこなれた雰囲気。

もともとブラックより少し褪せたトーンのスミクロですが、月日を重ねるごとに出た褪せ感で、ダークグレーのような色味に変化しています。





“やわらか、だけどしっかり”というのが最大の魅力でのダブルガーゼ。 愛用歴3年のはるさんのダブルガーゼはさらにふんわり、しっかりという印象。 新品と合わせて比較しながら、変化を詳しく見ていきましょう。

新品はうっすらと裏地の色が透ける程度の目の詰まり具合ですが、お洗濯を重ねたはるさんのダブルガーゼは目がぎゅっとしっかり詰まっています。詰まったことにより少しパリッと感の残る肌触りから、くったりと柔らかな質感に。

エコロコの20番手ダブルガーゼはPU1%を含めているので、お洗濯を重ねるほどに畝があらわれ、表情が豊かになるのも魅力です。

はるさんのダブルガーゼは、よりふんわり、ふっくらとした風合いに。

ブラックからスミクロほどに少し褪せ感はありますが、使い古したという印象はなく、まだまだ前線で活躍してくれそうです。



育てる楽しみをくれる、天然素材のお洋服。ぜひお試しください。

担当:植本

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