こんにちは。ecolocoスタッフの池田です。
明るい時間が長くなり、すっかり夏の陽気になってきましたね。

夏生まれの私は、夏が好きです。
夏の好きなところ・・・
お洗濯がすぐ乾くところ。
自転車を漕ぐと風が(少しだけ)心地良いところ。
外が明るいだけでなんだかワクワクするところ。
単純に寒いのが苦手ということ。

夏が好きでも、夏の苦手なところももちろんあります。
お洋服が汗で体にまとわりついちゃうこと。
室内に入ると温度差で急に寒いこと。
車のハンドルが熱くなってしまうところ。

好きなところも、苦手なところもそれぞれありますが、
なるべく快適に、夏を楽しみたいですよね。

ecolocoでも人気で、
夏にぴったりな素材としても定評のあるリネン。
その中から今回は、08Mabのリネンシャンブレーのお洋服をご紹介させて頂きたいと思います。




まずは簡単に…リネンって、こんな生地

コットンに比べ約4倍の吸湿性があると言われている、リネン。
天然繊維の中でも強い繊維で、水に濡れると強度が増すというのも特徴の一つです。
吸い取った水分の発散も早く、繊維が伸びにくいので汗をかいても肌に張り付かず、
夏は涼しく、お洗濯しても乾きが早いのも嬉しいポイント。
そして、お洗濯を重ねるごとに柔らかく、馴染みの良い風合いへ変化していくのもリネンの魅力。
耐久性があるリネンだからこそ、良いものを長く楽しみたいそんな方にぴったりな生地です。

08Mabのシャンブレーリネンは、こんな生地

糸の太さを表す単位の番手。
今回使用した糸は、太すぎず、細すぎない、14番手。
(オリジナル、春夏のヴィンテージリネンシリーズと同じ太さの糸です)
例えば同じ番手の糸を使用していても、
打ち込み本数(1インチ四方に織り込まれている糸の本数のこと)や織り方に違いがあると生地の厚みも異なります。


今回の打ち込み本数は44×36の生地になりますが、
08Mabデザイナー森井さんによると、この打ち込み本数を決めるのには試行錯誤があったそう。
打ち込み本数を減らすと表面がポコポコとした風合いはでるけれど、生地自体が弱くなりすぎると破れたりの心配も。
生地の風合い、強度、このバランスを見つけるため極端に少ない打ち込み本数の生地を作り、
そこから徐々に本数を増やし、最終的に44×36に決定したそうです。


そして、シャンブレーとは一般的に経糸に色の糸、緯糸に白糸を使用し、経糸と緯糸を交互に織り上げていく、平織生地の一種。
08Mabのシャンブレーと呼ばれている今回の生地は緯糸に白糸ではなく、
微妙に違う糸を使用しており、そうすることで奥行きのある、絶妙な色に仕上げています。

この生地、だからこそ。

08Mabのお洋服、たっぷりとしたボリュームのあるシルエットも特徴ですが、
そうなると、重いんじゃないかな・・・お洗濯しても乾きにくいんじゃないかな・・・と、気になることもたくさん。
だからこそ、夏でも快適に過ごせるよう、糸の太さ・打ち込み本数・織り方にこだわり、リラックスして着られるよう仕上げました。








着るごとに、いろいろな表情を見せてくれる、魅力的な素材、リネン。
今の季節にあった、季節ならではの着こなしをぜひ楽しんでくださいね。

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