環境測定器
アスベストサンプリング機器
空中に飛散するアスベストをサンプリングする機器です。
【特徴】
●一般大気環境(敷地境界)や作業環境、建築物内での空気中に飛散するアスベストをサンプリングする装置です。主にはアスベスト除去作業室内の測定に使用されます。飛散するアスベストをフィルター付ろ紙ホルダ、吸引ポンプ、三脚を使って一定条件でサンプリングをします。
●空気中アスベスト測定手順:サンプリング→フィルターの透明化処理→位相差顕微鏡により計数→アスベスト繊維数濃度を算出
●アスベスト(石綿)の危険性:アスベストの発がん性が明らかになると共に、わが国においても段階的にアスベストの使用が禁止され、労働安全衛生法施

【注目点】
●サンプリングする場所(位置)によって、サンプリング機器の型式が異なります。
●敷地境界線測定、建築物室内測定、作業環境測定、個人ばく露測定と測定目的により機器の構成が異なります。
●アスベスト繊維数濃度の算出にはサンプリング機器の他にフィルタークリアリングキット、位相差顕微鏡が必要になります。
●石綿障害予防規則に基づき、アスベストを含む建築物などを解体する際は、除去作業により飛散しているアスベストが外に漏れないよう、施工区画内を負圧に保たなければなりません。