ナット
ナット
ボルトと組み合わせて、締め付けや固定に用いるめねじです。
【特徴】
●ねじの谷があり、めねじです。
【注目点】
●ねじ径×ピッチ(mm)を確認してください。
●ねじ種類(ミリかウィットねじ)を確認してください。
●材質を確認してください。(ステンレス、鉄など)
●使用工具を確認してください。(スパナ、ソケットレンチなど)
●袋ナットは規格上、1形(六角部とキャップ部とが一体形・ねじの逃げみぞなし)、2形(六角部とキャップ部とが一体形・ねじの逃げみぞあり)、3形(六角部とキャップ部とを溶接)の3種類ありますが、国内では主に3形のみが広く使用されています。また、溶接されるナットは両面に面取りがある2種の六角ナットが使用されるため、規格上は3形2種の袋ナットと呼ばれます。
●ボルトや小ねじを使用するときに「ナット」とともに組み合わせて使用し、緩み止めの役割を果たすのが「ワッシャー」です。母材へのおねじの頭のい込みを防ぎます。表面が凹凸で接触面が不安定でもしっかり止めることができます。
●平ワッシャー:ねじ頭だけでは面を押さえつける面積が小さいので、平ワッシャーをかませることで広い面積を押さえつけることができ、ゆるみ止めにもなります。
●内歯・外歯ワッシャー:内歯はボルト・なべ小ねじに、外歯は皿小ねじに緩み止めとして使用します。
●緩み止め用:<内歯>内歯は外側のものを傷付けないよ
●六角ナット1種:1種・片面取りでナットの高さはねじ径の8割の数値が高さになります。
●六角ナット3種:3種・両面取りでナットの高さはねじ径の6割の数値が高さになります。
●袋ナット:ねじ穴が貫通していない形状のものです。主に装飾用に使用されます。ボルト先端が出ていると危ないため、遊具にはよく使用されています。
●蝶ナット:蝶の羽のような形をしていて、手で締め付けや取り外しができるところに使います。