アンカー
あと施工アンカー
コンクリートに何かを取り付ける(または固定する)ときに用いるコンクリート用のねじや釘のようなものです。
【特徴】
●物と物を留めたり接続するものをファスナー材といい、その中で物を留めるためにコンクリートに打設するものをアンカーと呼び、さらにコンクリートが固まった後ドリリング(穴あけ)をして打設するものを「あと施工アンカー」と呼びます。
●アンカーの施工方法は、打込み式・締付け式・ねじ固定式などがあります。
【注目点】
●材質を確認してください。(ステンレス、スチールなど)
●ねじの呼び径(ミリまたはインチ)を確認してください。
●全長(mm)を確認してください。
●金属系アンカー:母材にあらかじめ穿孔した孔の中で、その拡張部が開き、孔壁に機械的に固着するものをいいます。
●接着系アンカー:母材にあらかじめ穿孔した孔に充てんした接着剤(カプセル式または注入式)が化学反応により硬化し、固着するものをいいます。
●その他のアンカー類:上記以外のアンカーをいいます。材質(金属、プラスチックなど)および施工方式(打込み式、ねじ込み式など)とも色々あります。