ブレーカー
ブレーカー
電気回路で起こる異常事故(過電流や短路)から電線を守る、安全装置として取り付けられる配線用遮断器です。
【特徴】
●ブレーカーは電気の異常を検知して電気を遮断(止める)することでその安全を見守っています。
●日常使用している電気は全て配電盤(分電盤)を経由しています。この配電盤や住宅用分電盤に使用します。
【注目点】
●極数(片側端子ねじの個数をいい、Pで表します)・素子数(過電流保護素子の数をいい、Eで表します)を確認してください。
●定格電流(漏電の場合は定格感度電流)を確認してください。・定格電流(A):通電できる電源のこと・感度電流(mA):ブレーカーが遮断し、漏洩する電流のこと
●漏電機能付かどうか選択してください。漏電機能付:漏電ブレーカー 過電流のみ:ノーヒューズブレーカー
●住宅用の分電盤には住宅用のブレーカーが必要です。定格電流は間違えない様に確認してください。法令ではありませんが、ブレーカーをスイッチの代わりとして使用しないでください。遮断機能が低下または損傷し重大事故に繋がる可能性があります。
●ブレーカーは配線(負荷回路)を保護する目的で電路を遮断するものです。スイッチは電路を切り替えるもの(入り/切り)です。
●アンペアブレーカー:家庭内の分電盤に設けられているスイッチで、その家庭が契約している契約電流を超えた電流が流れたとき、自動的に電気の供給をストップさせる装置です。
●漏電ブレーカー:安全を保つため、漏電したときに作動するものです。万が一電気配線や電化製品が漏電をおこしたとき、自動的に電気を止めて事故を防ぐ装置です。
●安全ブレーカー:分電盤から各部屋へ続く回路ごとに取り付けられており、電気機器の故障などによるショートや、使い過ぎにより許容電流を超えた電流が流れたときに、電気を自動的に遮断するものです。