雨具
レインウェア
雨天時の野外作業の際に着用し雨をしのぎます。
【特徴】
●防水性のあるものないもの、透湿性のあるものないものによって耐久性や、重量、用途が変わってきます。
●生地の裏面に防水素材をすき間なく覆うことで雨の浸透を防いだ物や、縫い目の裏にシームテープを貼り、水の浸入を防いだものもあります。
●生地の表面にはっ水剤(シリコン樹脂・フッ素樹脂)で繊維の1本1本を包み込ませ、疎水性にすることで表面に付着した水滴を玉状に弾かせます。
●生地裏面の防水素材の種類によっては、着用時に体から発生する汗や蒸気などのムレを解消する透湿機能を持ったレインウェアもあります。

【注目点】
●サイズ、色を確認してください。
●用途に合わせて耐水圧を確認してください。
●ヤッケ・ヤッケパンツは防水性がありませんのでレインウェアとしては使用できません。
●雨以外の薬剤や油(耐油性のレインウェアは除く)での使用には適していません。
●タンブラー乾燥や、ドライクリーニングは絶対行わないでください。
●車の中やトランクなど高温になる場所に放置しないでください。
●濡れたまま放置しないでください。脱色・移染の可能性があります。
●生地にしみこもうとする水の力を抑える性能数値で、レインウェアの生地がどれくらいの水圧に対して耐えられる防水性を持っているかを表します。例えば、耐水圧20000mmであれば、生地の上に1cm四方の柱を立て、柱の中に水を入れて20000mm(20m)までの高さに入れた水の水圧に耐えられるということになります。(JIS規格)具体的に例を挙げると、小雨:約500mm、中雨:約1000mm、大雨:約1500mm、体重75kgの人が濡れた場所に座った場合:約2000mm、濡れた場所へひざまづいている場合:約1100
●体中を防水素材で覆えば、内側からの汗で体が濡れてしまいます。そこで雨を防ぎ、体から出る汗や蒸気を外に逃がす素材性能を透湿性といいます。透湿性能の表現は、素材1平方メートルあたり24時間に何gの水分を透過したかを数値で表します。発汗量の目安は、大人一人が安静にしている時に1時間あたりに放出する発汗量は50g、軽い運動で500g、ランニングなどの激しい運動をはじめると1000gにもなります。例として透湿度10000g/[[平米]]・24hrの性能を持つレインウェアの場合、1時間あたりに透過できる水分は約10
●付着した汚れは水で洗い流すか中性洗剤で拭き取り水で洗い流してください。
●ハンガーに吊るして陰干しを行ってください。