耐電保護具
耐電保護具
感電事故の発生を防止するため、作業員の身体に装着する絶縁用保護具です。
【特徴】
●活線作業時に装着します。(7000V以下の電気回路の作業に使用します)
●高圧・低圧の充電電路の点検、修理など当該充電電路を取り扱う作業において作業者に感電の危険が生じるおそれのある場合に着用します。
●電気自動車やハイブリッド車の整備・点検作業に着用します。

【注目点】
●使用電圧を確認してください。(2つのタイプがあります。)[[(1)]]交流300V以下または直流750V以下の電路に用いるもの[[(2)]]交流300V(直流では750V)を超え7000V以下の電路に用いるもの
●作業内容を確認してください。(低圧手袋には天然ゴム製やウレタンゴム製などがあり、用途に合わせて材質を選んでください。)
●サイズを確認してください。
●絶縁用品は作業環境により、経年劣化していきます。労働安全衛生規則351条では、6ヵ月に1度の定期自主検査が義務付けられています。
●JIS T 8010「絶縁用保護具・防具類の耐電圧試験方法」に準じた耐電圧試験を行います。
●JIS K 6251「加硫ゴムおよび熱可塑性ゴム-引張特性の求め方」による物理試験を行います。
●JIS K 6257「加硫ゴムおよび熱可塑性ゴム-熱老化特性の求め方」による物理試験を行います。
●JIS K 6772「ビニールレザークロス」による物理試験を行います。※活線作業とは電圧のかか