（期間：9/26 00:00〜9/27 00:00）

5月の菖蒲湯（しょうぶ湯）、12月の柚子湯（ゆず湯）。日本には、その季節にあった季節湯があります。
では9月の季節湯といえば？
9月は「菊湯」です。

ようやく夏の暑さが過ぎ、爽やかな秋の風を感じ始めるこの頃。身体の声を聴いてみると、季節の変わり目に少しお疲れの様子。
実は、夏の間の冷房と外気温の差で見えない疲れが溜まってしまっているのです。
そんな9月は「菊湯」に入り、身体の芯を温めてあげましょう。
菊は厄を払い、長寿を得る妙薬といわれています。9月9日の「重陽の節句」には、菊酒(杯に菊の花びらを浮かべて飲む)で長寿を祈ったのだそうです。

菊の芳香には、カンフェ等の精油成分が含まれ、皮膚を刺激して血行を促進し、身体の痛みをやわらげる効果があります。また保温効果も高く、身体の芯まで温まります。
内臓まで温めて、奥から身体を癒す。夏の疲れにはピッタリのお風呂なのです。

【菊湯の作り方】
菊湯に用いるのは、庭先や野生で咲いている野菊の「リュウノウギク(竜脳菊)」です。
見た目はカモミールに似ています。

• 簡単に楽しむ
  葉や花を摘み、汚れを洗い、そのまま入れる。
  片付けにひと手間かかりますが、目からも秋を感じるお風呂になります。
• 何度も楽しむ
  花が咲いている時に地上部を刈り取り、汚れを洗い、陰干しに。 ふたつかみ（約30ｇ）をお茶パックなどにいれます。そのままお風呂にいれても、2リットルの熱湯をかけて20分程蒸らした抽出液ごとお風呂に入れてもＯＫ。

リュウノウギクが手に入らない場合は、

• カモミール（生花やハーブティー）
• 食用菊
• 菊花茶

でも代用可能です。

湯上りに初めてバスローブを着たら、寝るときに足がポカポカだったという、衝撃。
私の足が冷たいのはいつもの事と思っていたけど、本当は知らないうちに身体が冷えて、湯冷めしていたのだなあ、と知ったのです。
入浴後のほかほかの身体。人は上がり過ぎた体温を元に戻そうと汗をかき熱を体外に放出します。汗がひいてから着替える・汗がでている状態で着替えると、熱放出が過剰になり、体温がどんどん低下、そして湯冷めをします。
バスローブは芯から温まった身体を包み、ゆっくり汗を吸い取り、深部体温を正しくクールダウン。着用時間は10分程度で、自然と眠りにつきやすい状態にしてくれるんです。
身体を軽くふいてバスローブを羽織る。ふかふかの顔に化粧水をたっぷり。化粧水をしみこませている間に、頭皮マッサージをしながらタオルドライ。ボディクリームはバスローブが保湿してくれてるからあせらず後回しでゆっくり。
湯上り10分、身体のケアをしてあげたら、ゆっくりパジャマに着替えてお水を1杯。ほかほかの体に染みわたる！ちょっとルーティーンを変えるだけで、ぐっすり眠れる。
バスローブの力は偉大。寒くなるこれからの季節は特におすすめです！

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