四季のある日本では肌掛け布団は必需品。春の終わりから夏にかけては肌掛け布団一枚で。夏の終りから秋冬にかけては合い掛け布団と合わせると一年を通してお使い頂けます。
また、羽毛肌掛け布団（ダウンケット）は、湿気の発散性、吸収性ともに最も優れていると言われ、適度な保温力で冷房の冷えから体を守ってくれますので、冷える方には大変オススメです。また、夏場に朝起きると、足がつることはありませんか？ 足がつるというのは、体が冷えている証拠。そういった方も、ダウンケットがやはりオススメです。

接触冷感タイプの寝具は、部屋が冷えた状態でご使用頂くと最も効果を発揮するので、冷房をご使用の方にオススメですが、とりわけ、冷房をかけても少し暑いなと感じている方、節電したいとお考えの方に大変オススメです。冷たくなくなったと感じたら、寝返りを打つと、再びひんやりします。Q-max値が大きいほど触れたときに冷たく感じるので、冷たいものがいい方は数値が大きいものを探してみて下さい。

独特のシャリ感と涼感を合わせもつ麻は、熱伝導率が極めて高く、水分の吸湿発散も早いので、夏の涼感繊維として古くから使われてきました。また通気性に富み、細菌の発生を防ぎ衛生的です。繊維の中で一番の強度を持ち、長持ちします。シャリ感があるため肌の弱い方には向きませんが、麻の熱伝導率は天然繊維の中で一番優れていますので、冷房を使わない方にはピッタリです。

あまり冷房を使わないご家庭だと、一番気になるのは汗ではないでしょうか。
吸水性が優れた素材と言えば綿素材です。綿素材はしっかり寝汗も吸い取るので、べたつかず朝まで快適です。
また、タオルケットは既に使っている方も多いと思いますが、より目の詰まったタオル地のものや通気性も良いガーゼケットがオススメです。