おうちではじめよう!ジェルネイル。 >> 基本の塗り方編

基本の塗り方

ここではカラージェルの施術方法を説明します。
基本をしっかりおさえましょう!

Step 1. ベースジェルを塗る

クリアジェルを筆にとり、筆をたてて筆先を使いながら爪の生え際から先端に向かってジェルを塗ります。はみ出しを防ぐために1mm内側に筆をおきます。サイドも塗り残しがないようにしましょう。

一度に塗るジェルの量はブラシの片面のみ、筆先半分程度です。量が多いと爪先にジェルが溜まり凹凸の原因となり、少ないとムラにので爪の大きさに合わせて量を調整します。

Step 2. エッジ(爪の断面)も忘れずに!

爪の断面までしっかりと塗ります。断面まで塗っていないと、先端から浮いてくる原因になります。

ジェルがはみ出したまま硬化してしまうと、そこから浮いてくる原因になるので、必ずウッドスティックで取り除いてからライトで硬化しましょう。

Step 3. ライトで30秒硬化する

ジェルを塗り終わったらはみ出している箇所がないか確認をし、ライトで60秒硬化します。

ジェルがライトにまんべんなく当たるよう、ライトの中央あたりに指をいれます。硬化後は未硬化ジェル(ライトで固まりきらず爪表面に残ったジェル)が残りますが拭き取りをせず、次の工程に進みます。

Step 4. カラージェルを塗る(1回目)

カラージェルはウッドスティックで空気が入らないよう底から混ぜます。 カラージェルをブラシの片面だけにとり、クリアジェルを塗った上から重ねるように塗ります。

爪先に向かって筆圧を変えずまっすぐに動かします。塗り始めは筆を立てて際に置き、そのまま寝かせて爪と平行になるように動かすのがコツです。

Step 5. ライトで硬化する前に修正し、30秒硬化

ジェルがはみ出したまま硬化してしまうと、そこから浮いてくる原因になるので、必ずウッドスティックで取り除いてからライトで硬化しましょう。

Step 6. カラージェルを塗り(2回目)、30秒硬化

ジェルを塗り重ねます。爪の真ん中から塗り、次にサイドを塗ります。薄いカラーの場合は3度塗りもOK。エッジも忘れずに塗りましょう。はみ出しを修正したら、ライトで30秒照射しましょう。

Step 7. 仕上げにトップジェルを塗る

トップジェルをも少し多めにとり、カラージェルをコーティングするように爪の生え際から先端に向かって塗ります。エッジ(爪先)も忘れずに塗りましょう。

ジェルを多めにとると流れやすく、数本一緒に施術すると凸凹の原因となるので1本ずつ施術しましょう。はみ出したらウッドスティックで丁寧に取り除きましょう。特にサイドは見落としがちなので確認を!

Step 8. ライトで60秒硬化する

ライトがまんべんなく当たるよう、ライトの中央あたりに手を入れます。
※ジェルによって硬化時間は異なります。事前に調べておきましょう。

硬化時間が短すぎると浮きの原因となり、長すぎると未硬化ジェルも硬化し、曇りなどの原因となるので硬化時間を守ることもキレイなジェルネイルに仕上げるポイントです。

Step 9. 未硬化ジェルを拭き取る

ジェルクレンザーをコットンまたはネイルワイプに含ませ、爪の表面に残った未硬化ジェル(ジェルのベトつき)を拭き取ります。

一度使用した面には未硬化ジェルが付着しています。その面で拭き取ると曇りの原因となるので、必ず違う面で行って下さい。

Step 10. オイルで保湿して完成!

乾燥を防ぐ為に、キューティクルオイルを甘皮部分につけて軽くマッサージすればジェルネイルの完成です。
オフは2~4週間程度が目安です。ソフトジェルは爪への負担は少ないですが、サンディングを続けると爪が薄く、弱くなってしまうので3~5ヶ月に一度は爪を休ませるようにしましょう。

用意するもの

  • ベースジェル
    ベースジェル

    自爪に塗る下地となるジェル。ジェルの持ちや発色もベース次第。トップと兼用のタイプもあります。

  • カラージェル
    カラージェル

    ベースを塗った上から塗り重ねるカラージェル。2度塗りが一般的です。

  • トップジェル
    トップジェル

    着色・変色を防ぎ、ツヤを持続させるトップジェル。硬化後の拭き取り不要の「ノンワイプ」、くもりガラスのような仕上がりの「マットトップ」等の種類があります。

  • ジェルブラシ
    ジェルブラシ

    ジェルを塗布するためのブラシ。フラットやオーバル、アート用ライナー筆などがあります。

  • ネイルライト
    ネイルライト(LED/UV/他)

    ジェルネイルを硬化するためのライト。ネイルランプ、ネイルドライヤーとも。UVジェルとLEDジェルでは対応する波長が違うため、うまく硬化しない場合があります。

  • キューティクルオイル
    キューティクルオイル

    爪と甘皮に潤いを与え、乾燥による爪の割れや2枚爪を防ぎます。

  • ブラシホルダー
    ブラシホルダー

    ジェルネイル施術中、ジェルブラシを置いておくホルダーです。

  • プライマー
    プライマー

    爪とジェルとの密着を高める下地剤です。ジェルをのせる前に、少量を塗布すると浮き(リフティング)を防ぎ持ちが良くなります。

ジェルが曇ってうまく仕上がらない場合

ジェルネイルが曇ってしまう場合、次のことをチェックしてみましょう。

  1. ジェルの硬化時間を守っていますか?
  2. 未硬化ジェルが表面に残っていませんか?ジェルクレンザーで最後の拭き取りが必要です。
  3. 仕上げのジェルクレンザーを含ませるワイプやコットンを、汚れた面で使用していませんか?
  4. ブラシをエタノールやジェルクレンザーで拭いた後、水分がブラシに残ったまま使用していませんか?
  5. 親指、小指に光が確実に当たっていますか?角度によって当たりにくいので気をつけましょう。
  6. 古いジェルを使用していませんか?ジェルは3年以内に使い切るようにしましょう。
ジェルブラシのお手入れ方法
ジェルブラシのお手入れ方法
ブラシに付着したジェルは、ジェルクレンザーを含ませたコットンで拭き取りって除去します。ご使用後は毛並みを整えてからブラシキャップを付ける、またはアルミホイルを巻いて保管して下さい。ジェルが付着していると、窓から入る紫外線や蛍光灯で固まってしまう場合がありますので、必ず光の当たらない場所で保管して下さい。また、カラージェルを使用した後は、ブラシに色素沈着してしまう場合があります。気になる場合はカラージェル用に専用のブラシをご用意することをオススメします。
ジェルの取扱いについて
ジェルが硬い、または緩い場合
ジェルは光や気温変化に敏感です。気温が低いと硬くなり、高いと軟らかくなりま す。日の当たらない暗く涼しいところで保管し、温度調節をして扱いやすい状態に してご使用ください。寒い時期などは常温(22~24℃)に戻すと扱いやすくなります。
ジェルを使い終わった後はしっかりフタを閉め、日の当たらない暗く涼しいところに保管して下さい。フタの部分についたまま保管するとフタが開かなくなってしまう場合もありますので、ジェルクレンザーでキレイに拭き取っておきましょう。また、ジェルを横に寝かせてしまうとわずかな隙間からも漏れてしまう可能性がありますので、立てて保管して下さい。