本格的な、ガーデニングシーズン到来!桜が花開き、暖かさが増してくる4月。
お庭でも、一斉に草花たちの彩りが増しますころ、ガーデナーさんたちも大忙しの時期に突入しますね!
特に大切な、4月だからこそのお仕事を、まとめてみました。
彩りが減っていた寒い季節も越えて、パンジーやビオラ等の一年草たちが、温かな気温の中で、さらに花盛りに。様子を見ながら、こまめに花がら摘みを行います。
そうすることで、まだまだお庭で元気に育ってくれることでしょう。
チューリップやラナンキュラス、スイセン、ムスカリ、ヒヤシンス等の、秋に植え付けた球根がが、花の終えたころ。
球根が十分な栄養を取り込むよう、枯れるまで茎葉は残し、花がらは摘みます。
花がらを摘み取ったら、お礼肥を与えます。「球根用」肥料を与えると良いでしょう。
【数年植えっぱなしでもOKな球根】
クロッカス、ムスカリ、スイセン、スノーフレーク
【掘り上げて、秋にまた植える球根】
チューリップ、ヒヤシンス、ラナンキュラス、アネモネ、フリージア
ペチュニア、アリッサム、カスミソウ、ロベリア、ヒマワリやコスモス、アスター、マリーゴールド、ナスタチウム等の、様ざまな種まきに適した時期に入っていきます。
種ごとの説明に従いタイミングをみて種まきをしますが、暑い時期に突入すると、成長が止まってしまうので、大きな株に育てたい場合は、早い時期から育てるのも良いでしょう。
春は、冷え込むこともあるので、気温に注意しつつ、室内で発芽を促したり、ビニール等で保温してあげたりしましょう。
園芸店には、たくさんの草花の苗ポットが並びだします。
苗を選ぶときは、葉色が鮮やかで、ずんぐりとしたものを選びましょう。
初夏から秋にかけて、花壇を一層にぎやかにしてくれる春植え球根たちが、店頭に並ぶシーズンでもあります。
球根は、張り・重みがあり、ふくよかで、傷や病害虫の跡がない、表面がきれいなものを選びましょう。
ダリアやカラー、グラジオラス、クルクマ、サンダーソニアなど、様ざまな品種があります。
夏のお庭を想像しながら、計画的に植え付けましょう。
温かな季節に入り、芝も新芽を伸ばすころ。
古く枯れた芝は、取り除き、目土を入れて、芝の成長を待ちましょう。
成長期に入るので、芝用の肥料を施すと良いでしょう。
雑草の成長も著しいので、雑草取りを怠らず。
また、日本芝の芝張り、西洋芝の種まきの適期にあたります。
日本芝は、種から育てることも可能ですが難しいとされていて、マット状の芝苗を張るのが主流です。
作業としては、水はけのよい土壌を好むため、あらかじめ深さ30cm掘り返します。
その際、石ころや木の根などは取り除きます。
たい肥をすき込むのも良いでしょう。
芝の厚みを考慮して、地表から5cm程度低い位置で、土を平らにならして芝を張ります。
張り終えたら、踏んで圧着し、目土をまき、水をあげます。
西洋芝は、冬も緑色を保ちますが、枯れた芝は取り除き、目土と肥料を入れます。
はげている部分には、新たに種をまいてあげると良いでしょう。
西洋芝の種まきを始める場合は、あたたかさが増す、3月後半~がおすすめ。
日本芝と同様に、植える場所はあらかじめ耕し、水はけのよい土づくりをしておきましょう。
種をまいた後は、水やりをしますが、種が流れてしまわないよう留意します。
梅や早春の2~3月ごろに花を咲かせた花木は、花後に剪定を行います。
樹高を整えたり、細く弱くなった枝や、込み入った枝を除いたりします。
枝に陽がよくあたり風が通ることで、枝や葉が伸びやすくなります。
また、花後には肥料を与えてあげると良いでしょう。
鉢植えの場合は、液体肥料の使用法にのっとり与えたり、置き肥をする方法もあります。
庭植えの場合は、樹冠の内側に穴を掘って、たい肥や緩効性肥料を土にすき込みます。
4月から梅雨にかけて、常緑樹の植え付け、植え替えの適期に入ります。
雨が多く多湿で適度な気温が、常緑樹の成長を促してくれます。
4月に入ると、園芸店には若い葉やつぼみのついた、新苗が多く並びます。
購入後は、なるべく早く植え付けましょう。
植え付けのポイントは、根鉢を崩さないことです。
まだまだ若いので、根付くまでは、慎重に扱いましょう。
植え付ける場所には、堆肥や腐葉土をよくすき込んでおきます。
植え付け後は、たっぷりと水やりをしてあげましょう。
4月は、家庭菜園でも様々な植物たちが動き出す時期。
陽があたたかくなり、晴れの日が続くと、植物たちも急激に成長を進めます。
種まきは数多くの品種が適期です。
キャベツ、レタス、コマツナ、バジル、ホウレンソウ、チンゲンサイ、水菜、シュンギク等、葉物野菜がメインです。
種類も豊富なトマト、プランター栽培が簡単なきゅうりをはじめ、ナス、ピーマン、シシトウ、ゴーヤ、インゲン、トウモロコシ、スイカ等、夏の野菜苗が多く出回ります。