ガーデンマート>お部屋で楽しむグレイズドシリーズ

日本でも千年以上の歴史がある釉薬。

2025年1月8日(木)更新
この光沢、艶が人気の秘訣。
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今回は家の中で楽しむWhichford グレイズシリーズをご案内。

Whichfordは、イギリス製植木鉢ですが
釉薬は、日本でも古くからなじみが深く、和室にも、洋室にも
どちらにも合うそんな植木鉢です。

グレイズドの魅力を知っていただき、
私だけの植木鉢をお選びいただけますと幸いです。

1.グレイズドの魅力

グレイズドとは...

日本語に訳すと「釉薬(ゆうやく)」
うわぐすりとも呼ばれたりします。
植木鉢でいう陶磁器の表面を覆うガラス質の膜のことを指します。

元となる原料は、自然の鉱物を使用しており、焼成するとガラス質の姿に。

この光沢、艶が人気の一つ。
温かみのあったテラコッタの上に釉薬を被せることで、
一気に上品に仕上がります。


一つ一つ違う色味の深み。

釉薬の色調は、焼成時の温度や窯内の環境、昇温や冷却の速度、
さらには釉薬の成分、素地の性質など、さまざまな要因によって大きく影響を受けます。

その中でも特に重要なのが、釉薬に含まれる金属酸化物。
これらの成分は高温での焼成中に化学反応を引き起こし、釉薬特有の美しい色彩を生み出してくれるんですね。
同じカラーでも若干の違い、ムラが楽しめるのがポイントです。









​​​​​​​※植木鉢によっては、色味にバリエーションがない種類もございます。

2. ワンポイントが雰囲気を変える

ファッションでも、胸にワンポイントあるのかないのかでは印象がまるで違います。
単調でのっぺりとした印象からメリハリがつきます。
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家の中でも一緒。

物寂しいなと感じる空間に釉薬を施したフラワーポットを置くだけで
その存在感が部屋全体を素敵な空間に。

しかも、釉薬は光を反射する、その光沢、艶が特徴的。

その場を明るくしてくれるところも、もちろんですが
同時に高貴な雰囲気を演出してくれるところにも趣を感じます。


光沢の美しさとは...。

光沢のある表面は、清潔感や洗練された印象を与え、高級感を感じさせます。
高級なものといえば宝石などがあげられるように。高価なものに多い印象です。
また、滑らかな表面が光を均等に反射することで、触りたくなるような質感を視覚的に強調。
普段何気なく見ている自然の中にもまた光沢は見られます。
水面の反射、貝殻の虹色の輝き、新鮮な葉のツヤなどは、自然の生命力を感じさせてくれますね。
光沢は身近にあって普段は気づかなかったりもしますが、このような美しさは普段生活している中で
無意識的に印象付けをしてくれてますね。

3. 奥行を感じさせる配置

なにか物足りない、そんな時は小さいサイズ、大きいサイズ、
はたまた他種類のグレイズド鉢を並べて立体感を演出。
さらにカラーを揃えてみると統一感も。

一つでは埋められない、その余白の空間を
二個並べることでバランスのとれた見映えに。

もちろん、同じ大きさのサイズを並べるのも素敵かもしれませんが
なんとなく違和感に感じるところもサイズを変えることでしっくりと。

お手頃サイズの植木鉢が揃うグレイズドシリーズ、
家の中では、窓際に置いたり、靴箱の上に置いたりと
狭いスペースでも楽しめるところがポイントです。


高低差の魅力。

高低差があることで、視線が自然と上から下へ、またはその逆に動きます。この視線の移動がリズムを作り、飽きさせない見た目になります。 ​​​​​​​フラットに並べるよりも視覚的な流れが生まれるため、配置全体を楽しむことができるのです。同じ植木鉢なのにこんなにも違う。より美しく見えるためのちょっとした工夫です。

4. プランツとの相性

Whichford Pottery では、庭好き、植物好きの職人たちが
一つ一つをデザイン。

そんなガーデニングを愛する職人たちによって作られるフラワーポット。
さまざまなガーデン植物をモチーフにした美しいレリーフ等が特徴。

ただ、色付きの植木鉢、植物と合わせるのが難しかったり...。
ウィッチフォードの塗り鉢は、上級者むけ?
なんてことも言われますが初心者の方でも楽しめます。

色着きだと主張が強すぎるようにも思える植木鉢ですが

釉薬の美しい輝きは、植物と見事な調和を生み出します。

つややかな表面は、植物の葉や花の色合いを引き立て、
空間全体に洗練された雰囲気に。

また、釉薬の色や質感に合わせて植物を選ぶことで、
鉢と植物が一体となり、インテリアやガーデンの魅力をさらに高めてくれますね。


植物の選び方。

たとえば、深い緑や青の釉薬を施した鉢にはシンプルな緑葉植物を、白や淡い色の釉薬を施した鉢には花の鮮やかな色合いを際立たせる植物を組み合わせると、より一層の美しさを楽しめます。

5.当店取り扱いのグレイズドシリーズ

6. お部屋で使う際は、受け皿も



受け皿を置くと可愛さも増します。

特に、植え込み口から鉢底にかけて細くなっていく植木鉢の下に
受け皿を置くと、どっしりと立体感がでるので
より一層見映えがよくなりますね。




植木鉢には排水用の鉢底穴。
穴から漏れ出すお水を、お部屋では特に
こぼさないように。

※水受けのサイズを選ぶポイントは、
鉢と受け皿の間に、人差し指1本が入るぐらい をお奨めいたします。

植物の選び方。

受け皿に溜まった水はゆっくり蒸発し、鉢の周囲の湿度を保つ手助けをしてくれます。
乾燥しやすい環境では、植物にとって好ましい微小環境を作る一因に。

また室内で育てる観葉植物にはこのような影響も。
植物の多くは暖かい地域で生長したものが多く、寒さで弱ってしまうことがあります。

冷気は下の空間に溜まりやすいので、受け皿をしっかりと敷くことで直接冷気が伝わるのを
​​​​​​​防止してくれますね。

【ご注意点】
※霜の降りる場所や、気温が0度を下回る季節などでは、
​​​​​​​植木鉢にヒビが入ることがございますので
​​​​​​​室内での使用を推奨しております。

7.さいごに

これから咲く花と、どんな鉢色が合うだろう。
植えつけた球根が元気に出てきてくれる日が一層楽しみになる、愛らしポット。
グレイズドシリーズ。和室にも洋室にも合う釉薬。寒い時期や雨の多い時期は
家の中で、植物を。是非、私だけの植木鉢を悩んで、悩んでお選びいただけますと幸いです。

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