網戸の開閉の際、何かをぶつけたり、指で引掻いて穴が開いてしまう事ってありますよね。
穴も小さければさほど気になりませんが、放っておいたらいつの間にコバエや蚊も進入出来る大きさに…
これでは何のための網戸なのかわかりません。
被害が小さいうちに、思い切って張り替えてしまいましょう!
網戸の張替は、一見難しそうに見えますが意外とカンタン!
おうち時間が増えてきた昨今、新たなスキルを身に付けちゃいましょう!
張替手順1:
破れた網戸ネットを取り外し
網戸を固定してるゴムを外します。
四隅のどれかに網止めゴムのつなぎ目があるので、
ドライバーや千枚通しを使ってゴムの切れ目を
サッシ溝から出して指でゆっくり引っ張り出しましょう。
網止めゴムは簡単に引っ張り出せます。
※網止めゴムはすぐ捨てないでください。
新しいゴムと同じ太さの物を確認するためです。
網戸ネットはサッシ溝にゴムで止まってるだけなので
簡単に外せます。
せっかくなので、ネットを外したらサッシを雑巾で拭いてサッシの汚れも綺麗にしておくといいでしょう。
張替後も綺麗でスッキリしますよ。
張替手順2:
新しい網戸ネットの仮止め
網戸サッシの横桟の淵と網戸ネットの端を合わせ、
仮止めクリップで固定します。
縦桟の方もクリップで押さえることによって、角がしっかり固定されます。
張替手順3:
新しい網止めゴムでネットを固定(最初のL字)
※最初の横桟と縦桟までのはめ込み作業
外した網止めゴムと同じ太さの網止めゴムを選び、網戸の角から2cm程度のところからゴムを嵌めて角を通って
L字にゴムを嵌めていきます。※L字にすることで網戸ネットがズレずに固定されます。
ローラーを使ってしっかり溝に嵌め込みます。
角部分はローラーだとやりにくいので、ローラーの反対側に付いてるヘラを使って、網止めゴムをしっかり嵌め込みます。
網止めゴムを軽く引っ張りながらローラーを使うことでスムーズに作業が行えます。
ローラーをかけていき、またコーナーに差し掛かったらヘラの部分で網止めゴムを嵌め込みましょう。
ローラーをかけていき、またコーナーに差し掛かったら ヘラの部分で網止めゴムを嵌め込みましょう。
張替手順4:
新しい網止めゴムでネットを固定(残りのL字)
※残りの横桟と縦桟までのはめ込み作業
最初のL字の網止めゴムはめ込み作業の次は残りのL字の作業です。
最初のL字作業と違う点は、網戸ネットの端を軽く引っ張りながら
ローラー掛けをするのがポイントです。
※強く引っ張りすぎると後で綺麗な調整ができないためです。
軽く引っ張りながらL字に網止めゴムを嵌め込んでいき、最初に2cmほどはめ込んだゴムのところまで来たら カッターでゴムをカットします。この段階で網戸ネットは貼れています。
張替手順5:
ネットの張りの調整
最初に張った状態ですと、たわみがあります。これをピンと張った状態に調整を行います
ネットの淵を真横に引っ張ることで、はめ込んだ網止めゴムが 浮いてきます。浮いてきた網止めゴムをローラーを使って再度はめ込んでいきます。 ※この作業の際、引っ張りすぎに注意してください。
張替手順6:
仕上げ 余ったネットのカット
余ったネットの端にハサミで切り込みを入れます。
このままカッターで余分なネットを切っていっても構いませんが、綺麗に楽にカットするために網戸専用カッターを使います
網戸専用カッター先端の切れ込み部分に余ったネットを入れて 片方の手でネットを軽く引っ張りながら、網戸カッターをゆっくり押し滑らせます。
網戸カッターの切れ込み部分には刃がカットしやすいように斜めに取り付けられてるので、簡単にカットでき、カット後も綺麗です。
コーナー部は網戸カッターを使いにくいので、最初にやったように、また鋏で切れ込みを入れます。
再び切り込んだネットを網戸カッターの切れ込み部分に入れネットを軽く引っ張りながらゆっくり押し滑らせていきます。
完成!
今回は家の中からは見やすく外からは見にくい銀黒マジックを使用しました。
一見、窓が開きっぱなしじゃないの?と思われますが、網戸を閉めた状態です。外がスッキリ見えますね!
外からは中が見えにくくなります。人目が気になるような場所の網戸の張替にお勧めです!
網戸の豆知識:
メッシュの意味合い
1インチ(2.54cm)四方あたりのマスの数がそのメッシュ数となります。メッシュ数が多いほど、目が細かくなります。