夏の日よけ対策！
厳しい暑さを乗り切るおすすめグッズ

日本では100年前と比較すると、夏は平均2度、冬は3度上昇しているそうです。

この温度上昇はとくに都心部。

日差しが厳しい真夏の外気温と、閉め切った室温の差は約5度も！
室内での熱中症も報じられるようになり、室内温度を下げる前に
まず、すだれやシェードなどを賢く使って太陽光からの輻射熱を防ぐ対策をしましょう。

≪暑さの原理を知って賢く対策をしましょう≫

輻射熱（ふくしゃねつ）について
伝導熱（でんどうねつ）について
打ち水の効果について

≪場所から暑さ対策≫

日差しが厳しい夏でもテラスや縁側で快適に過ごしたい
リビングや各部屋を外からの強い日差しから防ぐ
お庭やベランダできる暑さ対策
トイレや階段などの狭い空間の簡単対策

※輻射熱（ふくしゃねつ）

熱を持った物質が動き回る以外に余ったエネルギーを電磁波として放出します。
この電磁波が物質にあたると熱に変化する現象を輻射熱といいます。

太陽はそれ自体で熱を持ち、電磁波を放出しています。
いろいろな熱の約7割は輻射熱により発生しているのです。
輻射熱は電磁波で伝わるので伝導熱で伝わりにくい空気を簡単に通って伝わる上に、壁なども通って伝わります。

※伝導熱（でんどうねつ）

熱い物質が他の物質にあたることで、エネルギーが分け与えられることです。
例えば…
プールに入った後に体を拭かないと体が冷えるのは、水滴に肌の熱を持っていかれる（分け与えてる）からです。
タオルで体を覆うことで熱をため込むので体が温まります。
熱伝導は個体→液体→空気の順に低くなります。
気体(空気)は熱が伝わりづらく、個体は熱が伝わりやすいのです。この原理を踏まえて暑さ対策をしましょう。

日差しが厳しい夏でもテラスや縁側で快適に過ごしたい

◆簡単に設置できる突っ張り日よけ

簡単に日陰を作ることができる突っ張り式のオーニング。
汚れに強い撥水加工を施したポリエステル生地を使用。UVカット加工もされているので紫外線対策にもなります。
生地を垂直に下ろせば目隠しとしても利用できます。
物干し竿をかけられるオーニングもあるのでちょっとした洗濯物も干せてとても便利ですよ。

リビングや各部屋を外からの強い日差しから防ぐ

隙間からこぼれる光で程よい遮光。設置も簡単です。

◆よしず・すだれ

すだれ、よしずの隙間にできる空気層は熱を通しにくく、室内に熱がこもりません。
遮光しつつすだれ、よしずの隙間から涼しい風を取り込むことができます。

お庭やベランダに打ち水をすることでさらに涼しくすることができます。

※打ち水

お庭やベランダ等に水を撒くことにより、水が蒸発する際の気化熱の働きで周囲の温度を下げることができます。
気化熱とは水が気体になるときに周囲から吸収する熱のことです。水が蒸発するためには熱が必要になります。その熱は水が接しているものからうばって蒸発するので打ち水をすることで気温を下げることができるのです。
さらに、濡れた地面を通る風も冷やされて涼しくなります。