スーツスタイルに欠かせないものと言えば、首元にアクセントを与えてくれるネクタイですよね。きっちりとキレイに結ばれたタイとシャツ、そしてスーツで作り上げるVラインは、スーツスタイルの醍醐味と言っても過言ではありません。
しかし、意外と知られていないのが、ネクタイの結び方でVゾーンの魅せ方を変えられるということ。シーンに合わせて結び目の部分をボリューミーにしたり、ややラフな形にしたりなど結び方に変化を付けることで
最も簡単で使用頻度も応用範囲も一番高い基本的な結び方です。一般的なレギュラーカラーのシャツと相性が良く、就活やビジネス、結婚式などオンとオフあらゆるシーンに対応します。結び目が小さく、すっきりとしたラインになるため、細身のスーツとの相性も抜群です。
ウィンザーノットほど大仰ではなくスマートな印象に仕上がるセミウィンザーノットは、
左右対称の結び目が作りやすく、エレガントできれいな三角形の結び目が特徴な結び方です。
レギュラーカラー、ワイドカラーのシャツとの相性が良く、大事な場や、勝負用のネクタイを締めて臨むときにおすすめです。
公式行事はあらたまった大事な場に適した英国調スタイルの強い結び方です。
イタリアンカラーなどのワイドカラータイプのシャツとの相性が良く、結び目がふっくら大きめに仕上がるため、長すぎるタイやボリューム不足の結び目はこの結び方で解決できます。
逆に厚手のネクタイには不向きな結び方と言えますね。
ワイドスプレッド(ウィンザーカラー)やカッタウェイなど襟羽根の開きが大きめのシャツに合わせるのがポイントで、結ぶ際には大剣を左右にかける時に、締め具合を均等にするのがコツです。