実は、現在展開されているRegetta Canoeアイテムの中には、
Regetta Canoeの生みの親、高本やすお氏の元で働く
向若菜さんと石坂真理子さんがデザインしたアイテムもあります。
今後のリゲッタカヌーを担うデザイナーのお2人に
デザインに対するこだわりや、
靴づくりへの熱い想いを語ってもらいました。
向 若菜(むこう わかな)1988年生。大阪府出身。服飾関係の専門学校を卒業した2010年4月、シューズミニッシュに入社。以来、企画部で型紙や商品サンプルの制作を担当してきた「責任感の塊。部署の壁を隔てず、なんでも自分ごとにしてくれる人」(日吉談)。
石坂 真理子(いしざか まりこ)1991年生。大阪府出身。服飾関係の専門学校を卒業した2012年4月、シューズミニッシュに入社。以来、企画部で型紙や商品サンプルの制作を担当している。
Regettacanoeは底が丸いので、ボリューム感のあるデザインが多いですが、 2017-18秋冬は新底(CJAL品番、CJAW品番)が増えることもあり、全体的にシンプルなものでまとめました。 ツイードや、ニット等、可愛くて見た目も秋冬感のあるアイテムも展開していますが、 基本的には年中履いてもらえるような素材使い、デザインにこだわりました。 秋冬に限らず、長いシーズン履いていただけると嬉しいです。
今季は2つの新しい靴底が登場しました!
「アシンメトリーローウェッジ(メーカー品番CJAL4cm)」と「アシンメトリーウェッジ(メーカー品番CJAW5.5cm)」です。
現在、Regettacanoeの多くの底はメンズライクなものが多く、もう少しフェミニンで女性らしい底を作りたくて誕生しました。
アシンメトリー靴底は、履きやすさNo.1のウェッジソールをベースに、より女性らしくフェミニンな印象を与えるスッキリしたシルエットを実現。
既存のシューズタイプよりシャープに洗練され、パンプスタイプより広く快適に。まさに「いいとこ取り」とも言える靴底なのです。
今までのサボよりもトゥ部分がぷりんと丸くて可愛さがupしました!季節を問わずに、どんな服装でも合わせれる万能なサボを是非宜しくお願いします!
ナチュラルでシンプルなパンプスです!素材も落ち着いたカラーリングで、色んなお客様に手に取ってもらいやすいデザインに仕上げました。ベルトの内側にゴムも入ってますので、甲高さんにもお勧めです!
やっとビジネスシューズを発表することができました…!スーツでお仕事されている皆様、お待たせいたしました!底がウレタン素材なので軽く、アッパー材は革に近い合成皮革を使用しているのでお手入れも楽チンで一石二鳥なビジネスシューズです!
甲も調節できて、踵も踏める楽チンに履けるシューズタイプです。モカ(アッパーの生地をU字型に張り合わせた切替デザイン)で少しメンズライクな可愛さに仕上げた、サッと履ける万能シューズ。実際に店頭でお客様と接しているときに履きやすいのにフィットできるデザインを作りたいと思い、考えました。
起毛素材で暖かいイメージを表現しつつ、つま先部分をスムースにすることでメリハリをつけました。また、つま先部分の裏地は蓄熱保温の生地を使用して見た目だけではなく、実際履いた時に暖かいブーツに仕上げました。
裏テーマですが、靴の定番を作りたかったという思いから生まれました。
アピールポイントは、どこにでもあるような紐靴ではないデザインにしたかったので、外側に大きいカシメを打ってアクセントにしたりベロの根本をUの字ではなく角にしたりと遊び心をデザインに加えました。
『あたたかい』『ボリューム』『履きやすい』を実現したくて生まれたデザインです。今シーズンの他の商品も同様ですが、ボアで暖かさを出すのではなく裏地に蓄熱保温の素材を使用して暖かさをだしました。
また、足元にボリュームを付ける事で脚を細く見せる効果も狙いました。
スポンジと合皮を合わせた素材にミシン目を走らせることでくぼみをだして立体感を再現しています。紐をゴムにする事でファスナーなしでも脱ぎ履き楽ちんなブーツにしました!
そして個人的に『これ履きたい!』と思ってデザインしてました。※BLK購入しました(笑)
私自身メンズライクな靴が好きで、そのテイストをRegettacanoeに落とし込みラフに履きこなせるデザインにしました!ベルクロデザインなので脱ぎ履きも楽チンですよ!
ぬくぬくで暖かいロングブーツを作りたいと思い、流行に関係なくずっと履いていただけるスノーブーツのようでけれどスマートに見えるブーツに仕上げました!これで冬対策もばっちりです!
Regetta Canoeのオリジナル商品を充実させることです。そして『向若菜がデザインしたものはハズレがない』と思ってもらえるようになりたいです!!!
お客様が手に取ったときに「これ、すごくいい!」と思っていただけるような商品作りをしていきRegetta Canoe代表高本のデザインとは少し味が違うデザインで高本を超えれるようなものを生み出せるように精進したいと思っています。
RegettaCanoeを愛用してくださっている皆様、いつもありがとうございます!!まだ愛用していない皆様も興味を持ってくださりありがとうございます!!これからも遊び心を商品にのせて歩くのが楽しく、楽になるような商品を作り続けるのでRegttaCanoeを宜しくお願いいたします!!
いつもRegettacanoeの商品たちを可愛がって下さり、ありがとうございます!今後もみなさんがずっとファンでいてくださるような素敵な商品を日々練って練って作り上げていきたいと思いますので、製作者共々宜しくお願い致します!
今後ともお2人、ならびにRegettaCanoeを制作される方の
手がけるアイテムの登場が待ち遠しいですね!
一番大切にしていることは『履いた時にどうなるか?』です。 靴の状態で良いデザインでも履いてみるととんでもない履物になってしまう事もあるので、履いた時に足をホールドできているか等、より多くの方々に履いて頂けるデザインにできているか考えるようにしています。
とは言え調節機能ばかり意識してしまうとデザインが偏ってしまうので足に負担がかかりにくいところを探りつつ調節機能のないデザインをしている事もあります。
デザインを出すときは、自分の足を見ながら『こんなんあったら可愛いなぁ』と想像しながらイラストを描いたりする事もあります。
特に何かを考えながらデザインしたり、意識しながらデザインをしているわけではないのですが『自分自身が履きたい!』や、『皆さんに履いてもらいたい!』という思いを一番大切にしてデザインをしています。もちろん自己満足にならないように気をつけております。