【UVAの定義】調査結果
〇環境省のハンドブックより、気象庁にならってと記載あり、
紫外線は波長により、 A領域(UV-A;波長315 ~ 400nm)
〇日本皮膚科学会のQ&Aより
UVBは波長280-320nm、UVAは320-400nmです。
波長が短いほど生物に対する影響が強いのですが、波長が長いほど皮膚の深くに入りこむという性質もあります。
〇白内障学会に出席した眼科医のブログより
地上で問題になる紫外線はUVAとUVBです。
そのうち UVA( 315-400nm) は白内障を生じないのに対して、
UVB (297-315 nm) は皮質白内障を引き起こします。
また、太陽光は核白内障を生じない(ただしこれには賛否両論がある)。ちなみにUVC(100-288nm)はオゾン層で吸収されます。
オゾン層が1%減少することで、皮質白内障の発生率は0.3-0.5%上がるといわれています。
サングラスを使う場合には色が薄くて、なるべく間から光が入らないものが良いようです。
隙間から、反射して眼内に入る光がかなり多いそうです。
〇日本眼科学会HPに、UVA波長についての定義などは見当たらず
〇白内障学会 白内障疫学のページ
モルモットに長期間UVAをばく露することで核白内障を発症するという報告もあり、
一定レベル以上のUVAばく露が核白内障のリスクを高めている可能性がある。
〇ロート製薬HPより UVAとUVBの比較
近年の研究で、この紫外線A波(UVA)がシミやしわの発生に大きく関わっていることがわかってきました。
波長が長い紫外線A波(UVA)は、肌の奥深くまで到達し、じわじわと肌に様々な影響を及ぼします。
例えば、コラーゲンを変性させ、これがしわなどの原因になっていくなど、
長い時間をかけ、気付かない間に肌に悪影響を及ぼしていたのです。
しかも紫外線A波(UVA)は、オゾン層を通り抜けやすく、常時、紫外線B波(UVB)の20倍以上も地上に降り注いでいます。
雲や窓ガラスを通り抜けやすいという性質を持っているので、曇りの日も日当たりの良い家の中でも対策が必要です。
☆富士フィルムの研究のニュースリリース
紫外線最長波領域「Deep UVA」(波長370~400nm)の可視化に成功!
地上に届く紫外線UVAの約50%を占める「Deep UVA」が肌深部へ到達することを確認
〇UV装置機器の会社のHP
*紫外線は、その波長の長さ(単位:nm=ナノ・メートル / ナノ=10億分の1を表す)により,
UV-A(400nm~315nm)
UV-B(315nm~280nm)
UV-C(280nm~200nm) と、一般的*には分類されます。
Deep UVA (ディープ紫外線)…富士フイルムによる新造語と思われ、370~400nmを指しています。
これは上述のDeep Ultraviolet(遠紫外線≒200nm)と言葉が似ていますが、 「長波長紫外線(UV-A)の中でも、最も長い370~400nmの波長が肌に深く浸透する」という
特徴を一般の人に伝えるために、効果的キーワードとしてDEEPを採用したのだと思われます。
また長波長紫外線もUV-AではなくUVAと表しています。
(中略)
紫外線技術に携わる人と一般女性は、「紫外線との関係」に関しては完全に棲み分けがなされているので、
専門用語に縛られないキャッチ―でダイレクトな造語を一般社会に向けて提示したのだと思います。
専門家の判りにくい分類名より命名センスがあるかもしれません。
〇気象庁HP
紫外線は波長により、
A領域(UV-A;波長315~400nm)注1、
B領域(UV-B;波長280~315nm)、
C領域(UV-C;波長100~280nm)に分けられます。
〇日本化粧品技術者会HP
それぞれ、
UVA(320~400 nm),
UVB(290~320 nm),
UVC(190~290 nm),
VacuumUV(100~190 nm)とよばれている(図1).
また,UVAはさらに320~340 nmをUVAII,340~400 nmをUVAIに分けられる.
UVAはUVBと異なりガラスを透過すること,
曇りの日でも雲に遮られることなくかなりの部分が地表に到達するという性質をもっている.
紫外線領域に関する解説 ウィキペディアより抜粋
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