1910年、ガブリエル・シャネルが創立したファッション・ブランド「CHANEL」。古い価値観にとらわれない、女性の社会的自立を提唱したブランドとして、世界中で高い評価を受けています。
また、確固たるポリシーを貫いた彼女の生き方は、今なお映画の題材となるなどシャネルの人気は衰えることを知りません。
きつく締めたコルセットに大きな飾りのついた帽子、大ぶりなアクセサリーといった窮屈なスタイルに縛られていた当時の貴婦人たちを、シンプルで美しく着心地が良いドレスで解放しココ・シャネルの哲学は、現在も継承され続けています。
シャネルが初めて機械式時計「J12」を発表したのは2000年のこと。
ブランドイメージをそのまま体現したかのような、ホワイトとブラックの2色が展開されました。ファッションブランドの概念を打ち破るような、「本格的時計ブランド・シャネル」として高い評価を受けます。
ファッションの歴史を刷新しつづけたシャネルの精神を継ぎ、時計作りにも妥協しない姿勢は時計ファンの心を掴み、さらなる高みを目指しています。
2015年にシャネルが発表した、新しい試み。J12に初めて色彩を取り入れた新作は、それぞれ「ソフトピンク」「ソフトブルー」、「ソフトミント」と名付けられ、柔らかなパステルカラーが今までにないモデルとなりました。ケースサイズ38mm(自動巻き)、33mm(クォーツ)の2サイズ展開で、それぞれ世界1200本限定です。
ホワイトセラミックに見事に溶け込む、ファッションブランドならではのトレンドを意識した絶妙なカラーリングが人気を呼んでいます。
ココ・シャネルのトレードマークと言えば「白と黒」。モノトーンの美しさを極限まで高めたシャネルの世界観は、普遍的な美しさが魅力です。プルミエール、ジェイ トゥエルヴといった代表的モデルは、いつの時代にも輝き、その価値を失いません。J12の素材には変色・変質を起こさず、硬質でキズがつきづらいハイテク・セラミックを使用。「美しいものは不変である」、そんなブランドのコンセプトを体現する時計は、私たちの人生まで支えてくれるような、心強い存在になるはずです。